百姓日記


妥協の産物

 有機農家と言ってもそのやり方は千差万別です。慣行農法に準じたやり方で『とりあえず農薬と化成肥料さえ使わなければ良い。』と言ったスタンスから『完全無施肥で放任、その土地で育つ野菜だけでよい。』と言ったコアな自然農まで、内容はいろいろです。

りんもく舎はと言うと『出来れば不耕起で施肥は極力控える。資材も極力控えたい。』と自然農寄り有機栽培を志向しています。

でも、野菜を売って生活を成り立たせている以上、最低限の収穫と効率化は避けては通れません。どんなやり方が良いのか?自分の思想と合っているのか?そのすり合わせの毎日になります。ベストを求めつつ、ベターな道を歩いています。

慣行、有機栽培共に良く使われる農業資材の一つにマルチがあります。マルチがどんなものが簡単に説明すると『巨大なサランラップ』みたいなモノです。

用途としては、土をマルチで被うことで雑草の抑制をします。また、服を着ているようなモノなので地温の上昇にも役立ちます。

りんもく舎では、極力石油由来の資材は使いたくないので、抑草目的では殆ど使ってはきませんでした。地温上昇が必要な野菜(南方系=さつまいもや里芋、スイカ、オクラなど)とつる性で雑草管理が難しい野菜(南瓜など)、水分管理をしたい野菜(甘瓜など)と全体の1割程度の使用に納めていました。

ですが、今年はじゃがいもにも使うことにしました。理由は、じゃがいも収穫後の後作への簡便化の為です。馴れていないマルチを張り、じゃがいもを植え付ける。フッと見上げた畑の姿に、少し凹みます。『これがじぶんのやりたい農業の姿なのか?』

日々、妥協と意地のせめぎあいです。うまい着地点が見つかるといいのですが…

諦めが肝心

 寒かった4月が嘘のように5月に入り夏のような天候が続いています。ここ数年、暑い、寒い、渇水、長雨など極端な天候が多くなりました。

天候の乱れと人心の荒廃、新しい変な病気の発生。たぶん、これらはひとつの大きな流れなんじゃないですかね?世界は繋がっているから『なにかがおかしくなれば、他のなにかもおかしくなる。』そんな気がします。

三密とは真逆の三粗な農家の仕事にはコロナの影響は特に変わりがありません。けれど種や資材など少しずつ欠品や品薄などが散見されます。今後はどんな風に変わっていくのでしょうか?

 

 毎年の事ですが『育苗』が上手くいってないです。特にナス科とウリ科野菜の育苗がダメダメで適期に定植が出来なそうです。こればかりは経験の積み重ねなので来年は失敗しないように頑張りたいです(遠い目)。

ハウス栽培の自家用小松菜が初取り出来ました。もう数日で水菜とチンゲン菜も取れるでしょう。そのあとはコカブや春菊、路地のアスパラガスや韮などが食べられるようになるはずです。なんとか我が家の食卓に緑野菜は供給できそうです。

海と子供

 コロナの影響で10日程前から保育園を休んでいる長男。僕も農繁期になり手がなく、妻が仕事(鍼灸院)をしている日は次男共々 義父母に預かってもらっています。義父母がいなければ日々の生活もままならないので、本当に助かっています。

都会で近くに父母のいないお宅はどうしてやりくりしているのでしょうか?そんな、お父さんお母さんの頑張りに頭が下がります。子供達のストレス軽減の為に昨日は海まで出掛けました。

10時に出発し行きしなに知り合いのイタリアン料理店のテイクアウトイタリアン弁当を買い途中は何処にも寄らずに一路海へ。海辺の防風林側の木陰でお弁当を食べてから人気の少ない浜辺で子供達を放牧しました。

春のまだ冷たい海に膝したまで入り、貝殻を広い、砂遊び。柔らかな海風が吹き、暑くもなく寒くもない良い天気。二時間くらいしっかりと遊ばせてから帰路に着きました。

水辺と子供は本当に合うなぁ。

また、行きたいです。

百姓建築7

 ほぼ一年前からスタート(構想は3年前から)した百姓建築倉庫がだいぶ仕上がって来ました。今回は三連棟の内、食糧貯蔵用の一棟の土間コンを打ちました。

5年前に野菜選別用の小屋を増築した時はコンクリート全てを人力で練って土間を打ちました。砂利と砂とコンクを練るのは、すべての素材がめちゃくちゃ重くて本当に疲れます。そんな経験があったので、二年前にコンクリートミキサーを買いました。

友人の有機農家にヘルプを頼み彼にはコンクリート練り上げを、それを僕が一輪車で運びコテで均していきます。二人の仕事配分がちょうど良く、作業はドンドンとはかどりました。

2間×1.5間×厚み50を都合二時間強で終わらせました。コンクリートミキサー最高❗めちゃ楽でした。やっぱり機械はスゴいな。

ザッと均した土間はどうしても凹凸があります。丁寧に仕上げるなら、この上にモルタル仕上げをすれば良いのですが、まぁ、地面からの水蒸気さえ上がらなければ良いやと、土間コン打ちっぱなしにしました。

あとは入り口周りの排水溝を作れば、とりあえず出来上がりです。

鼠の奴め💢

 最低気温と育苗期間を考えながら夏野菜の苗を作り始めています。

早だしウリ科野菜(きゅうり、南瓜、甘瓜など)を播種して鼠避けにポリポットの上に蓋をし、家に帰りました。

翌日、きっちりとやられていました。…💢

南瓜の種はすんごく高いので凹みます。が、くよくよしている暇はありません。すぐに農業資材屋に向かい種の補充。材木で育苗棚を作りました。しかも、この育苗棚はボカシ肥の発酵熱を利用した温室兼用です❗これで霜でも大丈夫❗と我ながらシテヤッタリの気分。

で、翌日。しっかりと再びやられていました。…(涙)

鼠を嘗めていました。70㎝高の棚なんて彼らには意味なしなんですね。

いろいろ悩んだあげく、ウリ科の育苗は自宅のサンルームでやることにしました。(最初からそーしておけば良かったです。)

味噌造り

 昨年、在庫がたくさんあったので見送りにした『味噌造り』。今年はコロナの影響などもあり“どーしよーかなぁー”と考えていたのですが、在庫味噌が一樽(50㍑)+半分になったので“やっぱり仕込んでおこう”となりました。

『味噌と米さえあれば、とりあえず死なないし。』

2年ぶりの味噌造りは『あっ、確か、こんな手順だったはず』と、思い出しながらの作業になりました。都合10回目くらいなのに結構忘れているものです。

一番心配していた『糀出し』はしっかりと米の花が咲きました。いつ見ても美しいです。温かい糀を触っていると、なんだか元気を分けて貰えます。

今回はりんもく夫婦主体で仕込んだので時間割りを気にせず先回り先回りと作業を進められたお陰で滞りなく進みました。最終日だけ知り合いに助けてもらい今年のお味噌も出来上がり❗

来年の夏以降、一年数ヵ月倉で休んでもらえば食べ頃です。

路地葉物播種

 週間天気予報にずらりと☔&☁️マークが続いています。この週間予報だと播種タイミングを悩んでしまいます。…

路地に種を下ろす時は、その時の土の状態とその後の天気がとても大事です。ベストなのは土の表面は乾いているけれど、表土のすぐ下は湿り気がある状態。そして、種を蒔いた後に半日~一日シトシト雨が降って、その後は穏やかな晴れが続く天候です。

でも、まぁ、そんなバッチリな時は殆どありません。

りんもく舎では、小さな種をたくさん蒔く時は、手押しの種蒔き機『種まき権兵衛』を使います。1cm間隔で播種幅を変えられて、播種深さも調整が出来る優れものです。

とりあえず今日は春人参と小松菜、水菜、紫水菜、チンゲン菜、春菊、コーラルリーフ、わさび菜なんかの一回目を蒔きました。この後、六月初旬にかけて都合四回に間隔を開けて播種します。

上手くいけば五月末頃から収穫開始になります。

ハウスの葉っぱ野菜

 朝から雨なので外仕事が出来ません。ハウスにて芽だしの済んだトマトの筋蒔きをして、一回目のとうもろこしと二回目のキャベツ系を育苗播種しました。

昨日はとても天気が良くて、釣りに行っていて一日観れなかったハウス栽培の葉っぱ野菜が一気に大きくなっていました。

6×25mのハウスでは、春先に稲と野菜苗の育苗をして、そのあとはトマトを育てています。葉っぱ野菜は育苗期間中に25m一畝だけを間作に使っています。売るほどの量はなく、自給用メインで育てています。

秋収穫貯蔵野菜が無くなり、今はなんとか冬越し葉っぱ野菜のとうたち菜で自宅用野菜を凌いでいます。ハウスの野菜達(コカブ、小松菜、水菜、チンゲン菜、春菊) 多分、あと2週間足らずで間引きなの収穫が出来るはずです。

サバ祭り

 一昨日は魚釣りに行ってきました。

目当ては尺上(30cm以上)の鯵です。下調べによるとここのところ釣れているようなので、たくさん釣って『一夜干し』を作りたいなぁと捕らぬ狸の皮算用です。

久しぶりに朝からの晴天。気持ちの良い海風が抜けていきます。一投目から40cm近い大鯵が釣れ『これは❗』と思ったのも束の間。以降、35~50cmの鯖のオンパレード。…『鯖かぁ、うーん。鯖かぁ』

鯖は引きは強くて釣るには楽しいのですが、たくさん釣れても、その後が面倒な魚なのですよね。傷み易いし、鯵のように毎日食べたい魚でもないし…

昼過ぎまで竿を出して、結局鯵は2匹だけであとは鯖を40匹くらい。大きな鯖だけを残して、あとは処理が面倒なのでリリースしました。

帰り道、方々へ寄って鯖を押し付け(一応、皆さん喜んでくれましたが) 今朝、塩水干しと味醂干し、それから竜田揚げにしました。美味しく出来てくれるといいなぁ。

トマト催芽

 暖かかった冬が嘘のように、春先の気温がなかなかあがりません。まぁ、予想通りと言えばその通りなのですけど、本当にお天気商売です。

低温に強い結球野菜(キャベツとかレタスとか)に続き、低温に弱い夏の果菜類の育苗を始めました。地温が温まってから定植したいので、逆算しての育苗です。

まずはハウス栽培用のトマト。路地に植える他の果菜類よりも一足先に催芽します。湿らせたキッチンペーパーの上に種を蒔き、ジップロックに入れて腹巻きのなかに大切に仕舞います。僕の体温が催芽に最適な温度なんですよね。

発芽まで5日ていど大切に守ります。野菜のお母さんになった気分です。

僕のお仕事

 新型コロナによる緊急事態宣言が出されました。出したはいいけれど国民に精神的な安心、安定を与える為の政策がないので結局の所 下々の民は生活を守るために満員電車に乗り続けていくのでしょう。

ホント、世間知らずのボンボン裸の王様をトップに据えたままじゃどうにもなりません。周回遅れもいいとこです。

 僕が農家になった一番の理由は『どんな時代になっても、家族の生命を根本の所で守りたい。』と思ったからです。日本と言う国も資本主義社会も『この先ダメになるだろうな』とドリフターをしていた頃に思ったからです。

先日、久しぶりに出会った旧友の整体師に開口一番『とうとう雄さんの時代になったね。』と言われました。

東京でバリバリ働く古いお客さんに『鈴木さんの所はなにもかわらないのでしょうね。私達は今回のコロナで自分達の生き方を真剣に考えています。』とメールが来ました。

土に根を張り、天気に右往左往して、自然の恵みで生かされている。そんな百姓の生き方の素晴らしさを再認識しています。

コロナになって外出制限が出ても、食料の買い占めが起こっても、僕の仕事には殆ど影響ありません。

当面のガソリンと軽油は手に入れました。種もあります。土地もあります。いつもと変わらず太陽の下で汗水を流しています。流した汗水は確実に実りを与えてくれます。

今年がどんな年になろうとも『ちゃんとお客さんに野菜を届けなきゃ』って、強く思っています。

百姓建築番外編 犬小屋

 今年は積雪の非常に少ない年でした。例年なら2mくらい積った雪が融けきるのが三月末頃になります。しかし、今年は厳寒期の1月2月に雪がなく3月に入ってパラパラと降ったものの地温も気温も高いからすぐに消えてなくなります。そんな事で3月半ばから外作業が出来ました。

昨年、建築した倉庫横にあった既存ボロ小屋を2日がかりで丁寧に解体して、その廃材で犬小屋兼子供遊びハウスを建てました。縦横高さ1.5mのキューブ状のハウスに1.2mのひさしを延長して、その周りを柵で囲いました。

作っている内になんだか楽しくなってきて余計な手間隙をかけてしまい犬小屋にしておくには勿体無い出来になりました。まぁ、都合5日労働になりましたけど…きっと近所の人には『あそこのお父さん仕事もせずになにしてるねん❗』と思われてたでしょうけど…

まぁ、でも、なんだ。楽しんでやる事は大事です。

愛犬マメちゃんも気に入ってくれた(最初の数日は逃走しまくり、で、結局いまは諦めたようです。)し、あとは海から砂を取ってきて(違法です。)砂場を作れば完成ですね。

菌床堆肥

 記録的に雪の少なかった今冬、こんな年は春の訪れが遅いとよく言われています。3月下旬以降チラホラと雪の舞う日が続いています。畑は春の準備に大忙しです。

りんもく舎では化学合成肥料は使わずに有機資材のみを使用しています。基本は米糠主体のボカシ肥(有機物を発酵させた肥料)と菌床堆肥を使います。

耕舎では自然栽培(無農薬、無肥料、不耕起)を志向しています。マメ類や根菜、結球しない葉物野菜は無施肥で育てています。が、野菜によってはどうしても肥料が必要になります。(栽培、収穫期間の長い果菜類など)

有機素材として、価格が安く効果の高い家畜糞尿を使う方法もありますけれど、糞尿に含まれる薬剤や化学物質を嫌いそれらは一切使用していません。代わりに使用済みキノコ培地を酵素発酵させた菌床堆肥を施します。

菌床の主原料はおが屑(木材のかす)とコーングリッドなので肥料成分(窒素)は余りありません。木質主体なので分解速度も遅く(CN比16)家畜糞尿に比べて肥効も穏やかになります。野菜の肥料と言うより土に住む微生物へのご飯と言った感覚で与えております。

軽トラに満載した菌床堆肥を一輪車に乗せ替えて、畑を行ったり来たりしながら畝に下ろしています。なかなか地道な作業になります。

はだかの王様

 このblogは百姓の日記です。なので農業の事を中心に日々の生活や子育ての話を書いてきました。農に関わる事以外では、政治的な発言は控えてきたつもりです。だって気分も滅入るし、政治にアレルギー反応してしまう人も多いから

でも、もう、はっきりと言っておきます。

『安倍はダメだ。そして、心底どーしよーもないレベルの人間である安倍を八年間も放置した国民も同様にダメだ。』

政府が出した緊急経済対策(観測気球含む)を列挙してみるとバカさ加減がよく判ります。

・旅行券(移動自粛かかってるのに?)

・お肉券(光熱費払えない人達に和牛?)

・お魚券(お肉だけじゃ身体に悪いものね…)

・予防効果のないマスク二枚(…お笑いですか?エイプリルフールですか?)

…なんだかね。マスクの頃には乾いた笑いしか浮かびませんでした。なによりも心配になるのは『マスクなんて配れば世界中からアホにされますよ。』とアホの安倍を止める官僚がいない事。現代の『はだかの王様』です。

こんな人達がこの国の舵取りをしています。そりゃ原発はなくならないし、年金は官製相場維持のために突っ込まれるし、30年間経済成長もしませんわ。だって、バカだもの。でもね。そんなバカをのさばらせたのは他でもない主権者なんですよ。

『政治のレベルは国民のレベル』

ホント、その通りですね。せめてコロナでいろんな事に気がつけば良いのですが…原発でも気がつかなかったから無理かなぁ。

畑では『春が来たよ』と、とうたち菜が採れだしました。どんな時でも自然は偉大だね。

塩水選

 一昨日の夜から雪が降り始めて結局30㌢くらい積もりました。春の雪らしく重くてベシャベシャしています。ハウスに積った雪を下ろしました。

今日は曇り空だったけれどハウスのなかは暖かくて25℃くらいありました。そのなかでお米の塩水選をしました。

塩水選を済ませたお米を網袋に入れて川の水に浸けます。20日くらい川水に浸したら芽だしをして筋蒔きします。

さぁーて、田んぼも始動しましたよ。

スタート

 3月も残り僅か、昨日はハウスのビニールかけをしました。今期の農業も始動です。

今日はキャベツ類(キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ケール、コールラビ)とレタス、エンドウ豆、空豆の育苗をして、ハウスの中に葉っぱ野菜の種を蒔きました。

 

 先日、淡路島の友人農家と電話していたのですが『今後何が必要か?』の話題になったときに『そー言えば種ってヤバイよね~』となりました。

日本の種苗会社が扱っている野菜の種の殆どは外国で育種して、輸入しています。世界規模で流通の混乱が起きたとき『種』がなくなる。そんな状況もあながちあり得ない話ではありません。

社会情勢に左右されずに零細農家を続けるためにも、やっぱり固定種を自家採種する必要がありますね。(面倒だけれど…)これまでもお米とマメ科、ナスの一部は自家採種してきたけれど、今期からは極力種取りをしていきたいです。

新型コロナの影響で社会の動きも読めませんが、どんな時でも農家は種を蒔き、野菜を育てていきます。何があったって腹は減るし、食べなきゃ生きていけないですからね。

草間やよい?

 新型コロナウィルスの恐怖が吹き荒れて世間には疑心暗鬼が蔓延っています。『こりゃあ、実態経済にものすごい影響がでるなぁ』と信州の片田舎百姓の僕でも考えてしまいます。

これまで虚構経済に振り回され続けていた現実の社会が、新型コロナと言う超リアルの前に駆逐されて行く感じでしょうか?(その過程で現実社会も大ダメージを喰らいますが…)

高度に効率化された社会は少しでも需給バランスが崩れたら雪崩を打ってしまいます。今回のマスクやトイレットペーパー騒動によく現れています。もっと根本的なサプライチェーンが崩れた時に、食糧保証はどうなるのでしょう?

とりあえず、りんもく舎では縁を持ったお客さんへのお米や野菜は責任を持って供給したいと思っています。それが百姓の社会的意義ですし、それがこれまで応援し続けてくれた常連さんへのりんもく舎の責任です。

 

 話かわって、昨日は朝から雪が降り続いていました。春先の重たい雪。20㌢ほど積もったけれど、まぁ、この時期の雪はすぐに消えます。

夕方、吹雪のなかをマメの散歩へ。

湿った重い雪が毛に絡み、雪だるま式に増えていく。めちゃ重そうにしているなぁと思って家に帰るとマメが草間やよいの様になっていました。

新ファッションか?

子育て、犬育て

 ワンコがやってきてから我が家のカオスっぷりに拍車がかかっています。愛情表現過剰な長男と次男に揉みくちゃにされて疲弊しまくる三男の黒豆。

トイレトレーニングは素早く覚えたけれど全体的に僕の指示を聞かない事が多く僕もいろいろ悩みました。躾本を読んで右往左往。

で、結局たどり着いた答えは『指示を聞かないのは、犬が悪いのではなくて、僕が悪い』でした。

黒豆にとって僕が全幅を置いて頼れるリーダーじゃないのですよね。頭の良い犬だからこそエサで釣るだけではダメで、普段の僕の行動や家族との関係をしっかりと観察しているのです。

『この人なら信頼できる』

黒豆にそう思ってもらえるようにならなきゃダメなんですね。そう言う夫に、そう言う父親に、そう言う飼い主にならなきゃダメなんです。

つまりは、まぁ、人として成長しないとダメなんですよね。

神様?はいつも、いま必要なヒントを与えてくれます。クリア出来るかは、僕次第なんですよね。

確定申告とか補助金面談とか

 2月も半ばを過ぎ日照時間もどんどんと延びてきました。晴天で無風の日の散歩はとっても気持ちが良いです。ワンコが我が家に来てから家族で散歩をする日が増えました。長男と次男、ワンコとの散歩はまったく前に進みません。自宅敷地から出ることもなく散歩終了となってしまう事も…

年明けから確定申告と新規就農補助金関連書類の作成に日々追われていました。頭のなかは数字で埋め尽くされて、辻褄を合わせに少ない脳をフル回転させています。

昨日、確定申告の納付を済ませ、本日新規就農者面談が終わりました。ツッコミ処満載の書類&面談でしたが、例年の如く力業とよくわからない自信&話を反らすテクニックで切り抜けました。

無事に終わり一安心です。でも、まだまだ雑務は続きます。

スキー

 先日 朝から抜けるような青空だったので保育園を休ませて長男とスキーに行ってきました。去年は僕に吊り下げられながら滑っていた?長男でしたが今年は自分の力でなんとか滑ろうとがんばっています。アドバイスしようにも理解できる語彙が少なかった去年に比べて、今年はかなり理解力が増しています。一年分ちゃんと成長しているのですね。

昼食休憩のあと『あと二本滑ったら帰ろうか』と言っていたのに、どんどんうまくなっていく息子に僕も長男も嬉しくなってしまい結局四本も滑ってしまいました。今年はあと一回くらいはスキーに行きたいです。