百姓日記


鉢上げ

 農作業いろいろ追いついてない(-_-;)やばいなぁ。結構余裕のつもりだったのですが…

今日は鉢上げをしました。二週間ほど前に箱まきして温床に置いておいたナス科の種が発芽して、双葉を展開しました。

まだまだちいさい芽。でも余り大きくなってから鉢上げすると根傷みが激しくなるので、ギリギリのサイズで

ジョウロで水をかけて土を湿らせてから根を傷めないようにフルーツフォークを使って一株づつポットに移植。

結構大量になりました。このまま順調に育ってくれれば五月下旬には畑へ定植できるでしょう。

みなさん頑張ってねー。

種のお話

 昨日、一昨日と天気が悪く農作業ができませんでした。今日からは晴天予報だったので夜明けと共に起きて農作業をしようと思っていたら、まさかの雨降り…。只今、晴れ待ちです。

ここの所、種について聞かれる事が多い。で、だいたいおなじ勘違い(混乱、混同)をされている。なので、も一度おさらい種の話を書きます。

注.僕自身しっかりと理解していないのでやや間違っている部分もありますけど…とっかかりとして読んでね。

 

ひとから話を聞いていていちばん多い勘違いがF1種と遺伝子組み換え種を混同していることでした。

種の来歴をザックリと分けると「固定種」「F1種」「遺伝子組み換え種」があります。

固定種は純血種ともとれ固定種から採れた種は親の資質(遺伝情報)を子孫へと代々受け継ぎます。ただし完璧にではなく、概ねです。時々、先祖返りしたり、突然変異が生まれたりもします。(その突然変異が有益なモノであれば、その種を代々採種することで、新たな品種を作ります。そーやって人は雑草から野菜を作り出してきました。)

F1種と言うのは、別々の親を掛け合わせて出来た種で、その資質は一代限りで特定の形質が出現します。孫の代以降への資質の引き継ぎは安定せずバラバラになります。だから一代交配と言います。

が、種ができない訳ではありません。また採種株を取捨選択し育種育成を永年繰り返すことで、ある程度出現形質の安定した新品種にとする事も可能です。(時間をかければ固定種にする事もできる。)

一方、遺伝子組み換え種はある植物にまったく別(の生物から持ってきた)遺伝子を切り貼りするように組み込んだ種のことです。自然界では絶対に起こり得ない事を科学技術を使うことで可能にしています。ある意味では新たな種(キメラ)を人の手で生み出す神の領域とも言えます。

不妊性種子(ターミネーター種子)と言うのは、遺伝子組み換えのいち分野で、遺伝子組み換えで獲得した有益な遺伝情報を持つ種を、農家自身が自家採種できないようにするために開発されました。(種苗会社の戦略)

遺伝子組み換え技術を使って遺伝子の中に自己崩壊プログラムなどを組み込み、ある時期が来れば枯れたり、不妊性の種子しかできなくした種のことを言います。(ごめんなさい。ここらへんの詳しい内容はよく知りません。)

 

種子は本来その植物がじぶんの子孫を残すために作ります。生涯をかけ、全精力を注ぎこむからこそ栄養価の高い次世代へ種子(希望)を作ります。

じゃあ、不妊性種子っていったいなんなのでしょう?なんの為に、植物はその無意味で空虚な種子を作るのでしょうか?

なんだか生物としては訳がわからないことになっています。

まぁ、種無し巨峰とかも(ぶどうからすれば)なんの為に作るのかわからない果実と言う意味では一緒ですけど…(こちらはジベレリン処理という薬剤処理で種を作れなくします。)

 

あー、やっぱり説明むずかしい。

 

 遺伝子組み換え種については、人や自然界への危険性は(現時点では)わかりません。人の手で遺伝情報を組み換える倫理的な問題や生命の元である種を不妊にさせる行為がどんな問題を孕んでいるのか?切り貼りした遺伝情報は他品種への交雑は起こらないのか?まぁ、農薬をバンバン撒いても全然平気な穀物ってだけで、十分にヤバそーですけどね。

種のできるF1種についても、ひとによってはF1種を作る為の技術(場合によって薬剤処理したり放射線照射したりなどして、雄性不稔と言う雄花ができない突然変異を使います。)がマズイと言われる方もいらっしゃるし…

 

 なんかあらためて考えるとむずかしい問題ですね。なにかを得るには、なにかを手放す必要があるし、正邪は背中併せな気がします。

昔のまま(固定種)が良いと言いながら、種のないぶどうの方が食べやすいから種無し巨峰にし、見栄えのよい野菜を手に取ってF1種を広め。もっと安くと遺伝子組み換えの食品を買う。(家畜飼料や安い植物油、大豆製品なんかは、ほぼ遺伝子組み換えと思って良いです。)

その結果として、昨今の内外疾病や不妊の増加に繋がっているの(かも)しれませんけど…まぁ、社会の選択としてそれでいいって事なのですかね?

知らないと言う事は、抗えないと言う事なんです。なんか書いていて悲しくなりますけど…

 

 

とりあえず、りんもく舎では固定種を作付の中心にして継続持続循環できる農業を目指してはいますけどね。(じぶんのために)

 

コー言うこと書くと面倒くさいちゃんになっちゃいますね。すみません。

筋まき終わり

 ここ数日めちゃくちゃ暑い。火曜日頃から天気が下り坂予報なので野良仕事をゴイゴイ進めてまいます。一昨日無事にお米の筋まきが終わり、いまは伏せ込み中です。しっかり揃って発芽してくれるかなぁ?

種まきや耕起、有機資材の鋤き込みとか植付けなどなど 今後の作業予定を考えながら時間差で澱みなく作業を進めないといけないので、頭の中はグルグルとしています。

 

バンカープラント

 今日は全国的に暑いみたいです信濃町もほぼ夏の陽気です。朝からお米の筋まき準備で疲れました。明日一日で筋まきはなんとか終わるかな。

 

三月から育苗しているキャベツ達が「ええ加減、定植してくれよ〜」と文句を言っています。すまん。もちょっとだけ待ってて

 

 先日の雨の後から天気が良くて麦がすごい勢いで大きくなってきました。一日で数十センチくらいグイグイと伸びます。この麦は食用ではなくてバンカープランツになります。

 

今年から借りた畑は家から近くとても良いのですが、北向き斜面になります。高原の信濃町は気温ができるだけ高くなる場所の方が農業にはよいので、北向きの畑は敬遠されがちです。

そんな訳ですこしでも野菜が心地良く過ごせるように、北風を防ぐ用に背の高くなる緑肥用燕麦を畑の北側に蒔きました。

麦は北風からバンカープランツ(障害植物)として野菜を守り、傾斜の土留として、深く張る根は自然の耕耘機となり畑を耕し、登熟前2mほど育った茎葉は刈り取って草マルチ(畝の表面を覆う素材)として調温、調湿、雑草抑制に活躍し、最後は朽ちて堆肥になります。

いやぁ、すげーなぁ。燕麦。

一本で五徳です。僕より余程使えますね。

 

牛乳要りません。

 先日 雨降りで農作業が無理なので奥さんにくっついて小児科医院へ行きました。病気?

いえいえ、診断書を貰いにです。

「給食で牛乳を飲ませないで」の診断書です。

奥さんは鍼灸師なので東洋医学に基づいて子育てをしています。医食同源、食べ物が心と身体を作るとする考え方。だから息子の食事にもこだわりがあります。

自然農と東洋医学は多分にリンクするので私も妻の考え方に共感する事が多いです。(食と身体、野菜と肥料など)

息子を保育園に通わせるにあたって夫婦でいちばん悩んだのは給食。たびたび話し合い「親の目が届く範囲においてはしっかりとした食事をさせる。外で食べる事については避けえないコトとして、ある程度は妥協しよう。」と

ただ牛乳を常飲させるのだけは避けようとなりました。

人それぞれに考えがあるので他者の考えを否定する訳ではないのですが、我が家の方針として、牛乳は避けさせたい飲み物です。

理由は、

牛乳は牛の赤ちゃんの飲み物であって、人の赤ちゃんが飲むモノではない。それに人間以外の動物で大きくなってまで乳を飲む生き物はいない。

牛乳を歴史的に常飲してきた民族と違い、日本人には乳糖を分解する酵素を持たない人が殆ど。幼少期から無理に牛乳を飲む事で強引に分解できるようにしている。それでもハラを下す人は多い。=本来の身体は牛乳を求めていない。

牛がじぶんの子供に飲ませる為に出す乳なのに、経済性の観点から妊娠中の牛にホルモン剤を投与して無理矢理搾乳している。(コトが多い)(普通は授乳中には生理が来ない、来にくい。逆に妊娠中に授乳すると流産の危険性すらある。つまり育てられない子供は作れなくする自然の摂理)

遺伝子組み換え飼料を食べ、多頭飼いなどの悪環境から病気になりやすく乳房炎の予防の為などで抗生剤などが与えられている。そして、乳は血からできる(ほとんど白い血のようなもの)ホルモン剤や抗生剤や薬剤は血にのって身体に取り込まれる。

第一わざわざ牛乳からカルシウムを摂らなくていい。(とある論文では牛乳を摂る人の方が骨粗鬆症になりやすいとか…)だいたいね。牛は小魚食べてますか?牛乳飲んでますか?葉っぱしか食べてないでしょ。葉っぱ食べて十分カルシウム摂れていますやん。

 

まぁ、こんな所になります。

でもね。世間ではそれで許してくれないのです。牛乳=栄養たっぷり=子供の身体に必須 って考えるんですね。僕らの捉え方 (極論すれば)牛乳は身体に良くないと真逆なんですよ。

どちらかと言えば「牛乳与えず虐待してる!」くらいの勢いです。

だから合法的に牛乳を避けるには医師の診断書が要るのです。(かかりつけの東洋医学に理解のある小児科医にお願いしに行きました。)

それぞれの親が子供のためを思い育て方を選択しているのに、大多数の意見と違う選択をする親はその都度思い悩みます。

誰かを否定したい訳ではないのですけどね。むずかしい。

追加。我が家でも完璧に牛乳を排除している訳ではありません。時々、チーズを食べたりヨーグルトを食べたりはします。嗜好品としてならOK。冷たい牛乳を常飲はさせたくないだけです。

 

 

 

エンドウ豆

 味噌作りやらハウス作りで農作業遅れ気味です。農業は単純だから足し算引き算の世界。掛け算も割り算もありません。地道に1つづつクリアしていくしかありません。

いぇい!自転車操業!

三月に播種育苗していたエンドウ豆がおおきくなったのでそろそろ植え付けです。

普通の土地だとエンドウ豆やそら豆は晩秋に播種して、小さい状態で冬越しをさせます。でも、ここ信濃町は雪深く寒さも厳しいので早春育苗→植え付けになります。

六月にはおいしいエンドウ豆が育ってくれるでしょう。よろしく。がんばってね。

春のイベント

 今日は春の一大イベン「味噌仕込み」をしました。前回大失敗した糀出しが心配でしたが、注意深く心を注いでお世話したかいもあり しっかりと糀の花が咲きました。

今日はいつものメンツと佐久から助っ人に来てくれたマルカフェのオーナーレイも加えた5人体制です。

前日から浸け置いた大豆を大鍋に入れて煮る。豆が煮えるまではお茶を飲んだりお菓子を食べたりしながら話に花を咲かせます。

見ている方向が近い友人たちとの会話は楽しいね。

昼過ぎ煮上がった大豆をミンチャーにかけてきれいな花を咲かせた糀と塩を万遍なく均一に混ぜ込んでいきます。

毎度のことながら力仕事!

そんなこんなで今年は120㌔余りの味噌を仕込み終えました。

急ぎ過ぎ答えを得ようとする世の中で一年先に食べられる保存食をワイワイしながら作る。こう言う事に幸せを感じます。

おいしくできるかなぁ?

菌床

 ここ数日 味噌造りの準備をバタバタとしている。明日糀出し&味噌煮です。

味噌仕事の合間を縫って菌床堆肥の運搬をしています。我が家の野菜は自然農(無農薬、無肥料)の考え方でやっているのですが、野菜によってはどうしても肥料分が必要なものもあり有機素材の投入をしています。

有機栽培にもいろいろな考え方があり農薬と化学肥料を使わなければよしとする農家もいます。が、手軽に手に入る家畜糞尿由来の有機素材は我が家では嫌避しています。

理由は、家畜の飼育状況に疑義があるからです。遺伝子組み換え飼料を食べ抗生剤やホルモン剤を投与された家畜の糞尿が野菜にとって良いとは思えないからです。

な、もので我が家は植物質素材であるキノコの廃菌床(コーングリッド、フスマ、米糠など)と米糠ぼかしを中心に使っています。

前置きながくなった。

で、その菌床を取りに行くのですが軽トラに満載のせられます。1トン弱くらい。…軽トラの積載量350㌔なんですけど…

ハンドルを取られブレーキも効かず板バネは折れそうになります。

軽トラさんすみません。

公共奉仕作業

 日曜日 目が覚めてカーテンを開けると一面の銀世界。まぁ、まだ雪降るよね。4月だし…

今日は朝から水利組合の春の作業です。水利組合って言うのは、田んぼに水を引く側溝の管理組合になります。地区ごとに分担が決まっていて僕の場合は2組合に加盟しています。

それぞれ春に泥上げ、夏に草刈り作業があります。田舎に暮らすとこう言った公共奉仕作業がたくさんあります。

水利とは別に村が主体で行う側溝管理、村道整備、雑木伐採などから神社周りの清掃や祭りの準備など…年間で10日くらいはなんやかんやとあります。

正直、めんどくさいです。でも田舎に住む税金みたいなものなので仕方がありません。

しかし、高齢化の波は激しくあと10年後にはどーなっているのかなぁ?と心配にもなります。

百姓仕事

 春になったらやりたかった仕事をしています。

我が家は築30年近い微妙に古い家なので所々が経年劣化しています。屋根軒先の地面側(軒天)の劣化が激しく、場所によってはボロボロになっていました。(かなりオバケ屋敷風)

この軒天を取っ払って新しい軒天を貼り付ける仕事。まぁ、大工さんです。

農家の古い呼び方に「百姓」があります。これは百の姓(名前)がある人。つまり百の仕事が出来る人と言う意味なのです。

野菜や米を作る事は勿論。作業小屋や倉庫を直したり田んぼの畦を土木作業したり養鶏や養豚したり裏山の雑木を管理する林業や鎌鍬を治す鍛冶屋さんだったり、肥料を作ったりetc…裏返せばじぶんで出来ることは極力自力で解決するスタンスなんです。

なぜかと言うと、まぁ、お金がないからじぶんでやらなきゃダメなんですよね。

勿論、プロがやるようにうまくはいきません。歪んだり、曲がったり

それでもソレなりにはできます。そしてなにより「ナニかをやった経験が僕の血と肉になります。」ナニかをやれば、ナニかはできる自信となります。

お金で解決する方が楽だけど、たいへんな汗は消えない地層のような技術になります。か

悪くない生き方ではないでしょうか?

ハウス

 家の近くの畑にパイプハウスを建てることにしました。間口6㍍奥行25㍍とそれほど大きなハウスではないのですが全部ひとりでやるとなかなかたいへん。

直角をだして、水糸を張って、だいたいのレベルをとって。

50㌢スパンの縦パイプを51本打ち込んで天井部分のアーチパイプをかけると…なんか、微妙。すこし幅が大きかったみたい。…どーしよーか。また最初からやり直しはめんどくさいなぁ。

うーん。

畝立て

 ここ数日やたらと天気が良くて5月の気候。まだ3月なんだけどね。その内ひどいしっぺ返しが来そうで怖いです。

今年から新しく借りた畑の畝(野菜を植える舞台?)立てをしました。ココは不耕起(毎年畑を耕起しないやり方)でやる予定なので最初の畝幅と通路のサイズが肝心。

ついつい畝数を増やしたくて通路を狭くてやりがちなのですが作業性を考えたら十分すぎるくらいの通路があった方が後々楽になります。

畝幅1㍍、通路80㌢にしてみました。

しかし、景色が良いなぁ。

こりゃ、野菜もおいしく育つね。

播種

 先日積んでおいたボカシ(発酵肥料)が十分に発熱してきたので春植えの育苗野菜の種を蒔きました。

とりあえずアブラナ科キャベツの仲間とキク科のレタスの類です。

まだまだ朝晩は寒いけれど、がんばって発芽して下さい。

そろそろ始動です。

 3泊の東京旅行から帰宅しました。友人に再会して一緒に動物園行ったりご飯を食べたり、息子も友人の同級生の娘と遊べてご満悦でした。

今日は午後から予定があるので午前中のみの仕事です。すっかり雪の無くなった畑で籾殻燻炭(お米の籾をゆっくり燻して土壌改良材に使います。)作ったり

温床(ボカシ肥を作る時の発酵熱を利用した育苗の為の暖房)用の木枠作りに汗をかきました。

さぁーて、そろそろ農業始動です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

猪肉

 淡路から猪肉が送られてきました。京都にいた頃 一緒に罠猟をしていた友人からで毎年の冬の贈り物です。

昨年の淡路島はドングリが豊作だったようで過去最高レベルの脂だよーとの事。うれしい。

よく獣肉は臭い!と思い込んでいる人がいますが誤解です。おいしい獣肉は本当においしいんです。臭い獣肉に当たった方はその肉がたまたまそうだっただけなんです。

野生の鳥獣って言うのは家畜と違って製品管理?されていません。だから筋肉質で固い雄もいれば脂ののったふくよかな雌もいるし、筋肉(肉)の柔らかい若者もいれば骨筋ばった年寄りもいます。それを全部いっしょくたにして獣肉は臭いと言われちゃ元罠猟師としては心外です。あと獣にも失礼。

個体による差に加え締め方や血抜きのやり方、捌きの腕で肉質や匂いは全然変わってしまいます。

よい質の獣をちゃんとした手順でさばければ、そんじょそこらの飼育された肉なんか目じゃない本物の旨さをもった肉になります。

特に脂身が最高です。どんぐりの香りのするとても滋味溢れる脂です。嘘だと思うなら我が家に猪肉食べに来てください。

獣の名誉の為にわたしゃたたかいますよ(笑)。

 雪どけ

 3月にはいってからずっと気温が高く例年に比べてずいぶんと早く雪解けが進みました。長野に越してきて九年になりますがこんなに早かった年は記憶にないです。

ゆっくりぼつぼつスタートの予定でしたが土が見えちゃったら農家の血がウズウズしちゃいます。

とりあえず数日東京に行ってくるので、帰ってきたらがんばります。

自家採取

 納屋で氷漬けになっていた種採り用の野菜がここの所の陽気で溶け始めていたので種採りする事にしました。

ボールに水を張ってザルの中で野菜の皮を破り種を取り出し水を替えながらゴミと未熟な種を取り除く。

余分な水滴をきってから陰干し。

ちゃんと発芽してくれるかなぁ?

 

息子大興奮

 朝から天気が良くて春の陽気。今年は雪が少なかったこともあり陽当りのよい所は地面がすこしのぞいています。例年よりもだいぶはやいなぁ。

昼前から家族でおでかけしました。

ついでに農機具の試乗会へ。トラクターやスプレイヤー、除雪機なんかのピカピカの新車がズラリ。

乗り物大好きな息子は大興奮してました。特にバックホーがお気に入りです。

しかし、農機具は高いなぁ。普通に数百万円とかしてます。眺めているだけで買えません。はい。

青山ファーマーズマーケット

 先週末の土曜日に東京の青山ファーマーズマーケットへ出店に行って来ました。噂通りのお客さんの多さでしたが裏通りみたいな出店場所と商品の種類が少なくニッチな乾物がメインだった事もあって売上は微妙でした…

まぁ夏本番前の視察みたいな気持ちだったので次回策を練ってがんばってみます!

あとね。ファーマーズマーケットなのに八百屋(仕入れ専門)が多くてなんか悔しいなぁと思いました。

生産者と消費者を繋げたくてやっているんじゃないの?

帰りは一緒に行った有機農業さんと眠くてふらふらになりながら帰ってきました。

木次牧場

 パソコン仕事をしていると横から奥さんが「わたしも牛ならこんな所で暮らしたい」と雑誌を見せてきた。そこには島根県で自然酪農をされている木次牧場さんの放牧風景の写真が。

確かに!気持ちが良さそう。

我が家の畑もじぶんがそこに居たいと思える場所にしよう、といつも考えています。人が気持ちよくない場所は野菜も気持ちよくないだろうからね。

次のページの写真を見て、更に素敵な牧場だなぁと思いました。

牧場の運搬車の車体には、こんな文が書かれていました。

「赤ちゃんには母乳を」

牛飼いが言うから価値がありますね。素敵です。