かわいいと面倒臭い

 11月の声を聞いた途端 強烈な霜が降りました。畑一面バキバキに凍っています。歩くたびにサラサラと氷が砕け、葉っぱの折れる音。霜の降りた日は快晴。空は高く青く澄んでいます。

 

4ケ月になる下の息子は近頃とても表情が豊かになりました。上から覗き込むとニコニコと仏さまの様な無垢な笑顔が帰ってきます。めちゃんこかわいいです♡

でもお父ちゃんは人間が全然出来ていないので仕事や用事でバタバタとしている時にビービー泣かれたりすると『勘弁してくれ!』『面倒臭いなぁ』と思ってしまう時もあります。

結局、かわいいと面倒臭いはもれなくセットなんですよね。面倒臭い時を乗り越えなければ、かわいい笑顔には出会えません。かわいい笑顔が見たければ面倒臭い事も引き受けなければなりません。

コレって、すべての事に共通する様な気がします。苦しさがなければ喜びにはたどり着けないし、努力しなければ結果はついてこない。

短いスパンで見れば『苦しいだけ』や『無駄な努力』なんかに思える事も、時を経ることで花開く時がママあります。

畑で汗水を流す。野菜の気持ちをくみ取ろうと格闘する。風雨で徒労に帰す。すぐでる結果もあれば、未だ形にならない事も多い。

でも、やり続けた事は地層のようにじぶんのなかに積もって行くのだと思います。

だから、(それなりに)頑張らなきゃダメなんですね。残念ながら