冬籠もり

 朝は夜明け頃に起き出して、前夜に袋詰をした野菜を発送・配達先別に仕分・箱詰する作業をします。近頃は夜明けがだいぶ遅くなって6時頃からです。信濃町は晩秋に差し掛かっていて寒い。

日中は畑や田んぼの冬ごもりの準備をコツコツと進めています。今日はトマトハウスの片付けをしました。吊り下げ式の仕立をしているので、1株づつ吊り下げ紐を外し、それからハンマーナイフをかけました。きれいさっぱりです。

ココに刈り取った大豆や小豆を運び込んで乾燥させます。雪が来る前に脱粒を済ませたら、ハウスを覆うビニールを外して片付けます。間に合うかな?

 

 昨日次男の誕生祝を戴いた方へ新米を持っていきました。そこで『鈴木君は冬はどうするの?』と言われて『冬は働きたくないんですよね。』と返しました。すると『農家は冬は働きに出なきゃ』と言われました。

農家は雪解けから根雪になるまで、夜明けから真夜中まで働いています。冬くらいゆっくりしたっていいんじゃないの?と、僕は思っています。勿論、乾物やお米の出荷、書類整備など完全に休む訳ではないけれど、外にまで出て働かなくても…と思っています。

熊のようにたっぷりと脂肪を蓄えて、冬は穴の中でグーグー寝ていたいです。雪が溶けたら、また、一生懸命働けるようにね。

晴耕雨読が理想の生き方です。