TPPと種苗法

 結構強い寒波が南下しているようで週末の最低気温が−5℃予報。寒害を受ける前に里芋の収穫をしました。南方系の里芋は高原の信濃町には合っていない作物なので、収穫量はあんまりです。まぁ、でも、里芋好きだし。いいか。

 

 先日参加した『農の寺子屋』の流れで『種子についての勉強会?』みたいな集まりに昨夜行ってきました。種子についての知識を深めたい半分、友だちできるかな?半分です。

自己紹介のあとドキュメント映画を鑑賞し、元農水省の方のお話を聞き、その後ディスカッション。

ドキュメントは希望と可能性に溢れた内容。

元農水省の方のお話は相変わらずウンザリしちゃう内容。

国家は国民の為にあるハズなのに、向いている方向は全然明後日。ひと頃流行った『上級国民』と『二級市民』みたいな気分です。

今年『種子法』が廃止になった事は知っていましたが、シレッと『種苗法』も改悪されておりました。まぁ、簡単に内容を書くと『野菜の種を採取すると犯罪になるよ!』って事ですね。

なんじゃあ、そら! ですよね。

改定の表向きの建前は『(種子の)知的財産権の保護』ともっともらしいのですが、本音は『種苗会社の利権保護』、もっとぶっちゃけると『搾取奴隷の製造』ですね。

 

国民の為には働かない国家の意義はなんなのでしょうか?

 

ハッキリとそう言う話が出た訳ではありませんが、恐らく『TPP批准条件』に自家採取権の剥奪があるんでしょうね。やり方があまりにも性急過ぎます。

 

某自由の国や利益至上企業体にやりたい放題されまくっている国に独立国家を名告る資格はあるのですかね?

 

しかし、いろいろ知れば知るほど憂鬱になっちゃいますね。とりあえずぼくはじぶんのできる事(野菜を育てる)を地道にがんばります。