箕使い

 昔からある農具に箕(み)と言うものがあります。ザルを平たく潰して片側を開いたようなモノです。用途は乾物の選別に使います。

箕の両側を持ち適切な力で振る、揺する、回すなどをして豆と殻と細かいゴミを選り分けます。使い方ひとつで比重の軽い大きいもの(殻)を浮かせたり、比重の軽い細かいもの(ホコリ)を浮かせたりします。

僕の使っているモノは古民家の納屋にあったもので、おそらく戦前から使用されていたモノだと思います。昔の道具らしく堅牢でとても使い勝手が良いです。

とても便利な道具ですが使い方にコツが必要です。毎年僕は100kg以上の豆を選別しているので、かなり上級者です(笑)。パソコンやスマホは全然使いこなせていませんが、箕使いの方がカッコいいと思っているから、それでいいのだ!