種の次は水

水道法が改悪されました。

人口減少、過疎高齢化で維持運営に今後経費が増大する水道事業を民間の知恵を使って改善していくとの名目で、です。

公営と民間。その違いは、利益を追求するのか、しないのか、ではないでしょうか?

『儲からないからやらない』では、公的機関がある意味すら失われてしまいます。儲からなくてもライフラインを守る事が国民の税金で運営されている政府がやらなければならない事ではないでしょうか?

諸外国でまったく機能していない民間への業務委託を、なぜ無理矢理に推し進めているのか?

僕には『この国はもうダメだから金になるものは全部金に変えて上級国民で山分けしちゃおう』としているとしか思えません。

温暖化で金を騙し取り

復興支援で金を引き出し

廃炉費用とむしり取り

オリンピックで大手を振って

 

殆ど焼け野原のこの国から種と水すらも金に変える。

生きる元を金に変える。

騙されて黙り続けていた国民が悪いとは言え、生きる事すら否定される。本当に情けない国になってしまったものです。