結婚式

 旅をしていた頃に北海道の鮭バイトで知り合いになった友人の結婚式へ埼玉まで行ってきました。

友人宅はちいさい牧場❔をしていて、その敷地での屋外披露宴でした。開けた自然林のなか、木漏れ日の下で楽しい時間を過ごせました。招待客に鮭バイト仲間が何人か居て、そんな旧友と久々の再会も嬉しかったです。

相手によっては10数年ぶりです。

『しかし、鈴木さんはマルくなったね。年のせいか、やっぱ。昔はカミソリみたいだったのにね。』

そんな事を言われました。

でもね。たぶん、なにも変わってないよって、僕は思っています。『あの頃は剥き身だったナイフを、いまはちゃんとケースにいれているだけ。錆び付かないように、欠けないように、必要な時にいつでもピカピカで切れ味鋭いように、ちゃんとケースにしまってる。』

 

かたちは変わる。じぶんのままで

あの時ぼくはああだった。

 

表面的にはきっとあの頃の僕の方がキレキレで瑞々しくて力に満ちてたかもしんない。でもね。本人の感覚では、いまのがよっぽどヤバイ❗よ。まわりに誇示する必要もない、確信を持って、矯正不能なくらいに じぶんの歩く道が正しいと思い込んでるからね。

それが歳をとるってことよ。