藤と田植え

 風のない朝、暑くなりそうな気配が漂います。ちょこちょこと細かな作業を済ませてから、長男を保育園へ送るために一度戻ると(奥さんは風邪でダウン中)義父が送ってくれる手配済みでした。

予定より少し早目に田植えの準備に取りかかります。8時で既に暑い。ここ数日暑いけど、今日は特にヤバそうです。

天候やっぱり変なんですよね。

雨がなくて晴天続きだから暑い晩春に思えるけれど、朝晩の気温は例年よりも低いです。

農家は最高気温よりも最低気温の方が気になる質です。最低気温が何度を上回り始めたら何々を播種しよう、定植しようって考えますから、でも、今年は感覚的によくわからない。

山や雑草の生え方も変だし芽生えてくる順番も変。なんです。

昔から藤の開花は遅霜のおそれがなくなるサインと言われていて、毎年気にしています。例年だとだいたい桜が葉桜になって少ししたら開花します。それを追いかけるように森の木々が一斉にドッと芽吹きます。

今年の藤はいまが満開です。桜はとっくに花が散り、森は完全に夏の森になっています。

なんなんだろ?

炎天下 田植えは無事に終わりました。補植もそのままやってしまいたかったのですが暑さにやられて今日は止めます。

田んぼの横では、藤の花が満開です。

ひどい夏にならなければいいのだけれど…