ズッキーニ祭り

 なんとなくそんな予感はしていましたが26年ぶりの『冷夏』なんだそうです。夏野菜の成育は、気温がモロに出るのでこの先どんな風になりますことやら…

曇天と低温の影響できゅうりなどの市場価格が高騰し始めているようです。ここ数年 毎年のように野菜の高騰が話題になります。野菜の単価が多少高くても、コレね。別に農家は儲かってないのですよ。採れないから高くなってる。売り物がないのに儲かる訳ないですよね。

あと、野菜価格の乱高下は『農家がギリギリ一杯』の影響でもあるのです。需要と供給と推測価格で、農家はその年の作付けをします。100の需要に対して100作ろうとするのです。これが90だと暴騰、110だと暴落。そして、ほんの少しの上下動で農家の利益は吹き飛びます。ホント、ギリギリのラインで農家は生きているのです。

単一作物のみを作付する効率化、大規模化の影響も多大にあります。僕らのような少量多品目農家だと経営面でも単価安定面でもそんなには酷い状態にはならないのですけどね。小農家主義を推進した方が良いと思う一因でもあります。

さてさて、我が家ではポツポツと夏野菜がとれだしました。そして、例年とおなじく『ズッキーニ祭り』が開催されています。

かぼちゃの仲間(ペポかぼちゃ) ズッキーニはウリ科らしく実の成長がとても早いです。盛期は一日に二回、朝夕に収穫をしないと大きくなりすぎてしまいます。ちなみに、売られているズッキーニは幼果で、放っておくと60センチ、3キロ以上にもなります。