台風とナスのキズ

 土曜日にとうもろこしが終わり、スイカやマクワウリが採れ出しました。信濃町はもう晩夏です。

スイカと言うと夏の一番暑い時期に食べるイメージがあります。でも、普通に育てるとお盆前後が収穫の適期になります。スーパーなどで、7月頃から売られているものは、九州や四国などの暑い地域で育てられたか、もしくは、ハウスで促成栽培されたものになります。

スーパーに行けば一年中ありとあらゆる野菜が売られていて、本当の旬がどんどんボヤけてしまいますね。

 スイカの原産地はアフリカの南東部で、現地では野生のスイカ(写真で見たことがありますが、サバンナにスイカがゴロゴロと地平線の彼方まで転がっています。)を主食にしている部族もいるようです。スイカが主食って…世界は広いです。

先日の台風の影響で収穫したナスの約半分がキズモノです。幼果が風で揺さぶられると支柱や茎に擦れた部分がかさぶた状になります。製品としては売れないので『キズモノ』として大量に袋に詰めて直売場に出します。殆ど、利益にはならないですが、棄てるよりは気分的に楽なので直売場様々です。