子供と子犬

 今朝の最低気温-12℃。久しぶりに信濃町らしい朝になりました。木々に積もった雪がキラキラと輝いて、とてもきれいです。

一日に我が家にやってきた三男は鈴木黒豆ちゃんと名付けられました。愛称くーちゃんです。

 

 家に着いた初日は、長旅の疲れからか殆ど寝て過ごしていた黒豆。二日目。馴れない環境に戸惑い、暴力的愛情表現のお兄ちゃん二人に揉みくちゃにされてヘトヘトに

只でさえ遅まきのイヤイヤ期に突入した長男とまだまだ普通に手がかかる次男、そこに産まれて2ヶ月そこそこの立派な赤子の三男とが加わった生活は、想像していた以上にハードです。

シッコまみれになる絨毯。次男の動きに怯え、吠える黒豆。余りにも悲惨な状態に急に焦りを覚え『犬の躾本』を買いに本屋へ走りました。

自分の子供の時には育児書なんて一頁も読まなかったのに、幼犬の為に必死で読みました。でも、勿論だけれど教科書通りには物事は進みません。

毎日、一杯一杯。

でも、犬の躾本を読んでいると人間の幼児にも通じる部分がたくさんあるなぁと思いました。『ルールを教えていないのに怒るのはフェアじゃない』だとか『出来るようになるスピードは其々だから焦っちゃダメ』だとか『甘やかす事が、ややこしい性格を作ってしまう』だとか

で、そんな事を一日中考えていたら、僕の息子に対する気持ちや態度にも変化が起こりました。変な話ですけれど、いま なんだか初めて子育てしてるみたいな気分なんです。

新しく家族の一員になった黒豆を含め、これから鈴木家がどんな風に育っていくのかわかりませんけれど、仲良く、楽しく行けたらなぁと思っています。