僕のお仕事

 新型コロナによる緊急事態宣言が出されました。出したはいいけれど国民に精神的な安心、安定を与える為の政策がないので結局の所 下々の民は生活を守るために満員電車に乗り続けていくのでしょう。

ホント、世間知らずのボンボン裸の王様をトップに据えたままじゃどうにもなりません。周回遅れもいいとこです。

 僕が農家になった一番の理由は『どんな時代になっても、家族の生命を根本の所で守りたい。』と思ったからです。日本と言う国も資本主義社会も『この先ダメになるだろうな』とドリフターをしていた頃に思ったからです。

先日、久しぶりに出会った旧友の整体師に開口一番『とうとう雄さんの時代になったね。』と言われました。

東京でバリバリ働く古いお客さんに『鈴木さんの所はなにもかわらないのでしょうね。私達は今回のコロナで自分達の生き方を真剣に考えています。』とメールが来ました。

土に根を張り、天気に右往左往して、自然の恵みで生かされている。そんな百姓の生き方の素晴らしさを再認識しています。

コロナになって外出制限が出ても、食料の買い占めが起こっても、僕の仕事には殆ど影響ありません。

当面のガソリンと軽油は手に入れました。種もあります。土地もあります。いつもと変わらず太陽の下で汗水を流しています。流した汗水は確実に実りを与えてくれます。

今年がどんな年になろうとも『ちゃんとお客さんに野菜を届けなきゃ』って、強く思っています。