緑の原っぱ

 以前 ブログに書いたビニールマルチを全面的に多用した『マルチ特区』が、イイ感じに変わってきました。

畑の畝全体にマルチを張っていた時は、関係ないぼくまでもが息苦しくなって、嫌な気分になっていました。じゃがいもや落花生、かぼちゃなどを植え付けながら、畝と畝のあいだの通路には、麦を播いておきました。この方法はりんもく舎ではよくやるパターンのひとつです。

麦を播く目的は、時短で雑草の代用を育てて保湿や保温、虫や菌の住処の提供。土の跳ね返り防止、防風、雑草の抑制、緑肥なんかになります。

でも、諸々の効能よりも緑の原っぱになった畑の姿に、ぼくがホッとする。コトが一番の理由かも知れません。草一本生えていない畑の姿に徳農家を連想するひとも居れば、寒々しく痛々しい畑に感じる僕のような頭のネジが飛んだひとも居ます。

まあ、それでいいのですよ。

(マルチを張ったばかりの頃、通路にうっすらと麦の頭が出ています。)