人参

 朝は収穫と出荷に追われて、午前中に畑に出られるのは2、3時間くらい。昼御飯と昼寝を挟んで、午後の作業は収穫を始める前の2時間くらい。

まったく、時間が足りません。

足りない時間のなかで優先順位を決めて、緊急性の高い野良仕事から進めています。常時、追われっぱなしです。

 夕方の収穫をする前に少しだけ時間が出来たので人参畝の草取りをしました。

秋人参は7月の末頃に播種をします。人参の種は、発芽するまでは水分が必要で、しかも、発芽にかかる日数が長い特徴があります。なので発芽するまでは灌水を常時します。

土壌に湿り気があれば必然 雑草の種も発芽します。その上、人参の初期成育はめちゃくちゃ遅いのです。俗に言う『草負け』しやすい野菜です。

水を与えるから雑草が芽吹く、人参の成長は遅々として進まない。結果、草取りが欠かせません。

畑の畝の横に片ひざをついて小さな雑草の芽 更に小さい人参の芽を傷付けないように抜く。

根気が要ります。