稲刈り

 もうすぐ10月、朝晩の寒さに秋を感じる今日この頃です。今年は庭にある栗の木の実付きが悪いです。例年の1/20くらいしか採れません。たぶん、天候の影響だとは思います。

栗が採れないって事は、同系統のドングリ(ブナ、椎、樫など)も今年はきっと不作でしょう。山の生き物たちも厳しい冬を迎えなきゃいけないのかな…

雨天の影響で少し遅れていた稲刈りを始めました。りんもく舎は三枚の田んぼ 10aの一枚でもち米(ヒメノモチ)、20a強の2枚でうるち米(ササニシキ、コシヒカリ)を育てています。本当は早生のもち米から刈り取りを始めたいのですが、雨の影響で田んぼがぬかるんでいるので、まずはササニシキの田んぼからです。

りんもく舎のお米は全て『はざかけ』と言って天日で干して乾燥をしています。刈り取りと結束をしてくれるバインダーと言う機械で一列づつ稲を刈ります。空いたスペースに稲木(いなき)を立てて、そこに集めてきた稲束をひとつづつ架けていきます。

ものすごーく手間がかかります。近隣の農家のようにコンバインで刈って、機械で乾燥するやり方の数十倍の手間がかかります。我ながらバカだなぁと思います。それでも一株、一列づつ進めていけば、そのうち終わります。

区切り区切りのゴールがあるからなんとか頑張れます。さーて、いつまでかかるかなぁ。