ザ.草生栽培

 台風が過ぎる度に気温が落ちていきます。今秋の天候は9月上旬までは、かなり暑くて、以降 低値安定と言った感じです。

秋冬の葉っぱ野菜は8月20日過ぎから5~10日置きに5回の播種をします。気温が高い初期は間隔を開けて、低くなりだしたら間隔を狭めます。いまは三発目をメインに収穫をしています。

1、2発目は高温渇水の影響で質が余り良くなかったのですが、ここに来て安定してきました。気温が高いと地上部、地下部共に虫の活動が活発で葉っぱが噛られたり、コカブなどの根菜は肌が汚くなります。

必要以上に虫に噛られた野菜は、ストレスや防御反応で雑味が増します。虫害が減り、寒さから来る味の濃縮も合わさって、今後は『どうだ❗』って味の野菜たちになってくると思います。

そんななか4発目の葉物を育てている畝が、かなりカオスな感じになってきています。丈の短くやさしい感じの冬草のなかに緑肥兼防風用に栽培していた麦(スタンドオーツ)の零れ種が落ち発芽。播種した野菜と一緒に育っています。

りんもく舎の理想は『草原のような畑』を育てることなので、結構それに近い状態になっています。まぁ、人から見たら『なにしとんねん❗』なのでしょうが(笑)。