2020田んぼ

 ここ数日11月とは思えないくらいの穏やかでポカポカの日が続いています。野良仕事がはかどります。

今日は青空の下 田んぼの秋起こしをしました。三月下旬の塩水選&温水消毒から始まった今シーズンの田んぼ仕事もこれにてお仕舞いです。

今年は道中の天候不順が甚だしかったのだけれど、終わってみれば豊作でした。例年よりも背丈がかなり高かったのと、稲穂が先端までしっかりと熟していて未熟米が少なかったです。

あと、草取りを二回しか行わなかったのに、記録的に雑草が少なかったです。この田んぼでの稲作も五年目になり土壌残存肥料分が極限まで少なくなった影響かも知れません。

こう言う体験をするとワザワザ肥料を入れて、お米を徒長させて転ばしたり、雑草を繁茂させたりする慣行栽培に疑問符が芽生えます。太陽と水と土が与えてくれる分で満足していたら、自然はずっと穏やかに与え続けてくれるのになぁ。と、再認識をさせてもらえました。

兎に角、田んぼとお米の神さんありがとう。