百姓建築 焚き火

 農閑期の冬の間に家の改装をしています。二部屋の壁の漆喰塗りと床に断熱材を入れて、畳の新調。その他諸々です。

取り敢えず、一部屋目に取りかかっています。まずは床の間と押し入れを撤去しました。剥離した材木のうち、まだ使えそうなものは整理して、残りは燃やしました。

雪の積もった裏庭(裏山?)では、そのままでは火が点かないので廃棄する畳を敷いて、その上で燃やします。

廃材を燃やすときに毎度『もったいないなぁ』と思ってしまいます。薪ストーブでもあれば塗料塗りされていない材は、いい燃料になるのですけれどね。

パチパチとはぜる焚き火を眺めながら、この熱いエネルギーも元は太陽なんだよなぁって、思いました。この世界にあるすべての有機物は、元をたどれば全て太陽の光が変換したもの。僕らの身体も元をたどれば太陽なんです。そう思うと、なんだか素敵じゃありませんか?