カケラ

 昨日、無事に展覧会が終了しました。最初に主宰の澄ちゃんに声をかけられた時には『そんなん誰も興味ないやろ。ひと来ないよ。』と思っていました。蓋を開けてみれば、びっくりするくらい多くの人に来てもらうことができました。本当にありがたいです。

当社比8倍くらい格好よく撮ってもらった映像を観てくれた友人が『普段と言ってることそのままやね。』と

確かに、それはじぶんでも思います。インタビューだからと言って、普段よりも格好つけたり誇張はしていないです。そのままじぶん、でした。にんげんの厚みが薄いのか、バカなだけなのか、まぁ、裏も表もないのは確かです。

じぶんと言う者を考えたとき、実はじぶんなんてないのではないか?と半確信しています。カラッポのぼくが出逢ったこれまでのすべてのモノのカケラが集まって、いまのぼくが出来ています。

そうしてぼくを作ってくれたカケラに対して、ぼくにはなにも返すことはできません。唯一できることは、じぶんの感情には嘘を吐かないコトだけなのだと思っています。そこにウソを吐いてしまえば、カケラをくれたすべてをウソにしてしまうと思うのです。だから、じぶんの感情を信じてこれからも歩いて行ければと思っています。

さーて、今回のコトで更に過大評価をされてますます負債が大きくなってきました。『やベーなぁ』と思いながら明日からも頑張っていきます。