手紙とか写真とか

 家の改装で一階にあった荷物を二階に運んでいました。改装が済み荷物を戻すついでに流行りの断捨離(笑)を決行しています。

たくさんある昔の手紙や写真や旅日記を取捨選択しながらスリムにする。10冊弱ある海外旅最中の日記は、表紙を見ただけでお腹いっぱい。中身を見てもないのに恥ずかしさが込み上げてきました。『読むには、まだはやい。』です。あと数十年経って、酸いも甘いも噛み締めた後。余生の楽しみに と、再び段ボールのなかへ戻しました。

次に、手を伸ばしたのは『手紙』

当時の友人からのものもあれば、誰だこれ?な人からの手紙もあり、元恋人からの読むのが恐ろしくて手がつけられないモノなど…全部を開けて再読するには、まだ生々しい感じです。

そーか、人の記憶は10数年(古いもので25年前)では石化しないのですね。女の人の場合は過去の関係はキレイサッパリ消去するみたいですが、女々しいぼくは数十年後の赤面用に半分くらいを残しました。

年代別にバラバラになった写真は、かなり勢いよく廃棄。風景とか、本当にどうでもいい。18歳から十数年 旅をしていた影響もあって、写真の数はかなりあります。そして、当たり前だけれど昔のじぶんは若い❗です。ひさしぶりにたくさんの記憶のなかの人達と写真を通して再会をしました。

人生でひとはどれくらいの出会いをするのでしょうか?どれくらいのひとと会話を交わすのでしょうか?これまでで500人くらいかな?1000人くらいかな?そのなかでいまも交流を持っているひとは、本当にほんの一握りです。殆どのひととは、もう会うことはありません。

みんな、なにしてるのかなぁ?

元気にしているのかなぁ?

そんな事を思いました。『一期一会』って、本当なんですね。歳をとって、言葉の意味に気がつく今日この頃です。