はざかけ

 ここ数日天気がよいので稲刈り続行中です。朝イチは露が降りているので陽が射して、露が飛ぶ9時半頃から昼食を挟んで夕方の収穫が始まる4時頃までやっています。

バインダーで稲を刈り、空いた隙間にはざかけの支柱を立て、刈り取った稲藁をかけていきます。一束一束拾い上げ、運び、棒にかける。遅々として進まない。

りんもく舎は五反強のたんぼの全量をはざかけ(天日干し)しているのでなかなか辛い作業になります。一人きりで進めた場合、一日で干せるのは7畝から1反くらい。五反全部終わるのに一週間以上かかります。

初夏の殺人光線の下で除草をして、刈り取り乾燥も天日干し。わが事ながら本当にアホだなぁと思う仕事量です。でも、大きな機械を入れてやるつもりはありません。社会や未来に対するじぶんの思想を体現しているだけ。

苦しいけれど、それでいい。と思っています。