映画なんかの時代劇を観てると冬の百姓の家のシーンでは囲炉裏端に座わりザルをのぞき込んでるじいさんがよくでてくる。特にストーリーには関係なくて、超脇役、なんか風景の一部みたいなじいさん。
あれ、なにしてるんだろ?
と、言うかそんなじいさんのことはホンマ画面の一部か障子や襖みたいな感じで気にも留めてなかった。
で、農家になって、謎が解けました。
あれ、豆の選別してるんですね。
刈り取り→乾燥→脱豆→風選(唐箕)した後の豆の最後の作業です。
虫食いとか未熟豆とか雑穀とかを選別してるんですね。めちゃ地味な作業。力は要らないが根気が必要…干物みたいなじいさんにはうってつけの仕事です。
いま、それ、僕がやっとります。永く寒い冬にはうってつけの仕事です。面倒だけど割りと嫌いじゃないですねん。
まぁ、囲炉裏端なら尚良いのですけどね。台所でやってます(-_-;)。
りんもく舎の農業は江戸時代レベルですな。まぁ、そこがえぇとこでもあるんですけど…なかなか理解されません。