牛乳要りません。

 先日 雨降りで農作業が無理なので奥さんにくっついて小児科医院へ行きました。病気?

いえいえ、診断書を貰いにです。

「給食で牛乳を飲ませないで」の診断書です。

奥さんは鍼灸師なので東洋医学に基づいて子育てをしています。医食同源、食べ物が心と身体を作るとする考え方。だから息子の食事にもこだわりがあります。

自然農と東洋医学は多分にリンクするので私も妻の考え方に共感する事が多いです。(食と身体、野菜と肥料など)

息子を保育園に通わせるにあたって夫婦でいちばん悩んだのは給食。たびたび話し合い「親の目が届く範囲においてはしっかりとした食事をさせる。外で食べる事については避けえないコトとして、ある程度は妥協しよう。」と

ただ牛乳を常飲させるのだけは避けようとなりました。

人それぞれに考えがあるので他者の考えを否定する訳ではないのですが、我が家の方針として、牛乳は避けさせたい飲み物です。

理由は、

牛乳は牛の赤ちゃんの飲み物であって、人の赤ちゃんが飲むモノではない。それに人間以外の動物で大きくなってまで乳を飲む生き物はいない。

牛乳を歴史的に常飲してきた民族と違い、日本人には乳糖を分解する酵素を持たない人が殆ど。幼少期から無理に牛乳を飲む事で強引に分解できるようにしている。それでもハラを下す人は多い。=本来の身体は牛乳を求めていない。

牛がじぶんの子供に飲ませる為に出す乳なのに、経済性の観点から妊娠中の牛にホルモン剤を投与して無理矢理搾乳している。(コトが多い)(普通は授乳中には生理が来ない、来にくい。逆に妊娠中に授乳すると流産の危険性すらある。つまり育てられない子供は作れなくする自然の摂理)

遺伝子組み換え飼料を食べ、多頭飼いなどの悪環境から病気になりやすく乳房炎の予防の為などで抗生剤などが与えられている。そして、乳は血からできる(ほとんど白い血のようなもの)ホルモン剤や抗生剤や薬剤は血にのって身体に取り込まれる。

第一わざわざ牛乳からカルシウムを摂らなくていい。(とある論文では牛乳を摂る人の方が骨粗鬆症になりやすいとか…)だいたいね。牛は小魚食べてますか?牛乳飲んでますか?葉っぱしか食べてないでしょ。葉っぱ食べて十分カルシウム摂れていますやん。

 

まぁ、こんな所になります。

でもね。世間ではそれで許してくれないのです。牛乳=栄養たっぷり=子供の身体に必須 って考えるんですね。僕らの捉え方 (極論すれば)牛乳は身体に良くないと真逆なんですよ。

どちらかと言えば「牛乳与えず虐待してる!」くらいの勢いです。

だから合法的に牛乳を避けるには医師の診断書が要るのです。(かかりつけの東洋医学に理解のある小児科医にお願いしに行きました。)

それぞれの親が子供のためを思い育て方を選択しているのに、大多数の意見と違う選択をする親はその都度思い悩みます。

誰かを否定したい訳ではないのですけどね。むずかしい。

追加。我が家でも完璧に牛乳を排除している訳ではありません。時々、チーズを食べたりヨーグルトを食べたりはします。嗜好品としてならOK。冷たい牛乳を常飲はさせたくないだけです。