とうたとはるた

 僕には二人の息子がいます。(奥さんには三人の息子がいて、長男は41歳農家で一番言う事を聞きません(T_T))

どんな親でもきっと一緒なんだろうけれど、二人の息子が可愛くて仕方がありません。(時々、面倒臭くなる時もありますけれど…) 

自分のなかにこんな感情があったのか!と息子達に気付かせてもらう事ばかりです。

子供が生まれる前、奥さんと時々こんな会話をしていました。『こんな未来のない世の中に生まれてくる子供は可哀想過ぎる。だから、僕たちは子供を作ってはいけないのではないのか?』と

今も世の中を見渡せば暗い未来しか想像ができません。マジメに世界を捉えようとすればするほど、憂鬱な気持ちになります。(だから世間の多数派は追われるように歩き続け、思考を止めて感覚をマヒさせているのでしょうか?)

二人の息子に対する気持ちは、

『この子らの未来はたいへんかもしれない、けれど、この子らの存在が僕ら夫婦に未来を見せてくれているのだ』とかわりました。

親のエゴかも知れません。

親のワガママかも知れません。

それでも彼らの存在そのものが『未来』なのだと思います。

その『未来』を守る為に、僕は百姓を続けていきたいと思っています。