もち米籾摺り

 専業農家に倉庫は必須です。資材に備品、機械など置き場はどれだけあっても足りません。ココいらの昔からあるお宅は兼業農家さんでも家よりも大きい倉庫があるのが当たり前です。

しかし、零細新規農家の我が家にはマトモな倉庫がありません。車庫を無理やり改造して倉庫代わりにしています。昨年までは荷造りする場所もなく母屋の一部屋で生活用品に囲まれながら酷く効率の悪い出荷作業をしていました。

昨年、小さいながらも家に隣接した4坪くらいの作業小屋を自力で建てて、今はそこで荷造りをしています。

今日は先日脱穀したもち米の籾摺りをしました。

これがまたえらく大変な作業!小屋の荷物を全部一度外にだして、ダンボールや包装資材に埋もれていた籾摺り機を引っ張り出してコンプレッサーで隅々まで掃除。

これだけで午前中が潰れました。

午後から籾摺り(籾と玄米に分ける事)をしながら選別機(玄米のなかにあるクズ米を選り分ける機械)を操作し、米袋に定量詰めて封を縛り、併せて排出籾の手入れ。

一分の隙もなく立ち回り3時間強くらいで終了!

小屋と機械を掃除してから、外に出した荷物をきれいに戻す。あー、手間だ!その甲斐もあり小屋はきれいになりましたが…

もち米は330kgくらい。反収穫量は6.5俵くらいでした。悪くない。あとはコレをきちんと売るだけです。