マメの毛

 昨日は、幼稚園の保護者作業の日でした。園庭の草取りと園舎周りと駐車場周辺の草刈りです。駐車場裏の放置された空き地には、かなりの背丈の草が延び放題になっていました。

草刈り機では、少々手こずりそうなので家からハンマーナイフを持っていって、ゴリゴリ砕きました。もう一人参加されている同年輩の農家のお父さんはスパイダーモア(主に、斜面を刈る機械)を持ち込みのり面の草刈り、専業農家二人でプロの仕事です(笑)。文明の利器のお陰で、仕事は速やかに美しく終わりました。

 

 愛犬のボーダーコリー黒豆さんは北国生まれの長毛種です。毛質がダブルになっていて表面の直毛の下にフワフワした下毛が生えています。そのお陰で-15℃にもなる信濃町の真冬でも外飼い出来るのですが、この時期は暑くて辛そう。

カットしたり櫛で解かしたりもしたのですが、下毛が複雑に絡み合っていてなかなか取れない。先日 知り合いからオススメの下毛取りを教えてもらい、早速買ってきました。この下毛取りが、まぁ、楽しくなっちゃうくらい。取れる取れる。(マメは少し痛そうですけど…)

毛取りに絡まった下毛を触りながら『これ軽くて暖かいなぁ。羊毛みたい。』と…

マメはまだ一才ですが、おそらく、いつかは僕よりもはやく死にます。マメが死んだときに、なにか思い出を残しておきたい。そんな事を以前から思っていました。『うん。マメが死ぬまでこの毛を集めておいてベストでも作ろう。』

名案です。

奥さんには『本気で?』と、呆れられましたけどね~。