苦手分野

高原の信濃町は一雨ごとに秋が深まり朝晩はトレーナーを着ても寒いくらい。夏野菜もすっかりと元気がなくなり、少しづつ終わってゆきます。

夏の野菜は太陽の光が大好きで上にうえにと伸びてゆきます。代わって秋冬の野菜は地べたに穏やかに茂るか、地下深くに出来る根菜なんかになります。

で、わたくし百姓鈴木は秋冬野菜の葉物を苦手としています。

一株一株が大きく、生育期間も長い果菜類(トマトとかきゅうりとかなすなんか)は得意なんですけど、チンゲン菜とか小松菜とか水菜なんかの葉っぱ物は苦手なんです。

ゆっくり大きくして、じっくり育て、実(み)を採る果菜類と違い生育途中の身体(葉っぱ)を食べる葉物は、ある程度ドッと初期に大きくしなければいけません。その塩梅が難しいんですね。

でも本職の農家である以上、ちゃんと秋冬にも野菜を育てなきゃダメですから、ひとつひとつ謎を解きながら頑張るしかないですね。

一年一年、少しづつ解りかけてはいるんですが…。

はい。がんばりましょう。