割に合わない

今日は家の前の畑の夏野菜の片付けをした。トマトの雨よけを外し枯れかけた茎葉をカットして畝へと戻す。冬の間に朽ちて来年の栄養になります。

有機栽培は一概にムズカシイと言う訳ではなく、野菜によって、品種によって、時期によって、地域によって難しさの程度はバラバラです。

なかには農薬などまったく必要ないなと思える野菜もたくさんあります。(慣行=普通の栽培ではそんな野菜にもガンガン農薬を使っていたりしますが…)

只、有機栽培をしていて、コレは本当に割に合わないなぁと思う野菜もたくさんあります。個人的に、その第一位がキャベツなどのアブラナ科の結玉野菜(キャベツとかブロッコリー、カリフラワーなど)

理由は、①栽培期間が長い(時期や品種によるが2ヶ月半くらい)②手間がかかる(育苗ー定植ー虫除けなど)③面積を使う(一株50〜60㌢)④市場価格が安い(スーパーで130円位か?)

こんな感じになります。だから本当に割に合わない。重量物だから送料も高いだろうし、よくあの安い値段で慣行農家は作っているなぁと感心します。

ウチで普通に売るなら一玉500円くらい貰わなきゃやってられないです。正直。でも、そんな値段では売れないから宅配セットのお客様だけにお届けしています。