育苗

 GWです。が、農家にGWはありません。普段通りに働いております。いつもとの違いは、小学校と保育園がお休みで子供たちが畑を走り回っていることくらいでしょうか?

高原で高冷地の信濃町では只今春野菜の定植と夏野菜の育苗真っ盛りになります。油断できないのはGW頃までは稀に遅霜が降りることです。初夏取り野菜のキャベツ類やレタス類、えんどう豆とか空豆は割と寒さには強いのですが、定植直後で根っこが活着していないと水分調整がうまくできなくて強い霜に当たると枯れたりすることがあります。なので一手間余分にかかりますが、保険の為に防寒用のパオパオをしています。

夏に収穫が始まる夏野菜(ウリ科やナス科など)は霜にかなり弱いので気温が下がる予報の日は防寒対策をしっかりしてドキドキしながら過ごしています。過去に鉢上げ直前の稚苗を全滅させた苦い経験もあります。

トマトやナスの鉢上げ(筋蒔きして発芽させた稚苗を一本づつ育苗ポットに移植する作業)も終わり、稲の苗の被覆も剥がし終えました。

今月末頃には、畑に下ろせるでしょうか。元気に育ってね~。