猪肉

 淡路から猪肉が送られてきました。京都にいた頃 一緒に罠猟をしていた友人からで毎年の冬の贈り物です。

昨年の淡路島はドングリが豊作だったようで過去最高レベルの脂だよーとの事。うれしい。

よく獣肉は臭い!と思い込んでいる人がいますが誤解です。おいしい獣肉は本当においしいんです。臭い獣肉に当たった方はその肉がたまたまそうだっただけなんです。

野生の鳥獣って言うのは家畜と違って製品管理?されていません。だから筋肉質で固い雄もいれば脂ののったふくよかな雌もいるし、筋肉(肉)の柔らかい若者もいれば骨筋ばった年寄りもいます。それを全部いっしょくたにして獣肉は臭いと言われちゃ元罠猟師としては心外です。あと獣にも失礼。

個体による差に加え締め方や血抜きのやり方、捌きの腕で肉質や匂いは全然変わってしまいます。

よい質の獣をちゃんとした手順でさばければ、そんじょそこらの飼育された肉なんか目じゃない本物の旨さをもった肉になります。

特に脂身が最高です。どんぐりの香りのするとても滋味溢れる脂です。嘘だと思うなら我が家に猪肉食べに来てください。

獣の名誉の為にわたしゃたたかいますよ(笑)。