田んぼの作付方法を昨年から変えました。全面に作付するのではなくて、不作が予想される場所やぬかるみが酷い場所、水口で稲の成長が遅れる部分などには、苗を植えないようにしています。
自然栽培では、農薬でアッという間に除草ができるわけではないので、面積が増えれば増えるだけ労働量が増えます。だから、無理して全面に植えるよりも、効率がよい所にだけ植えた方が楽だな。と、思ったからです。
選択は、当たりでした。
今年からは更に、植え付けをしていない部分の除草を極限まで抑える事にしました。案の定、あらゆらタイプの水棲植物が繁茂しています。
これ、結構よい感じです。
水田雑草が生えることで、水の濾過や循環が促進されてきたように感じています。事実、これまで以上に水棲昆虫が増えてきました。
今日、家に帰ると息子が水槽を持ってきました。なかを覗くとヤゴ、マツモムシ、コオイムシ、ミズカマキリが居ました。『父ちゃんのたんぼで捕まえてきた』と息子は胸を張ります❗そして、そして、ドジョウの子供も居るではありませんか‼️
うちのたんぼでは、初見です。水路から流れてきて繁殖したのだと思います。
なんか、本当に生態系が戻ってきている。そんな実感を受けています。