爪の役割

 夏至が過ぎました。太陽の折り返し地点です。日がながいなぁ。低めに推移していた気温もかなり上がってきました。しかし❕梅雨なのに雨が降らない。梅雨前の方が降ってたな、ほんと。畑の野菜は、いまひとつ。いまひとつなんだけど、ぼくの気持ちは悪くない。やらなきゃいけないことじゃなくて、やりたいことをやってるから悪くない。まぁ、疲れるけどね。

一枚の田んぼの防草に失敗して、ヒエがモッサリと繁っています。見て見ぬふりもできるのだけれど、稲が『たすけとくれ』と言うので田んぼに入ります。一株一株 稲の周りに生えた雑草を手でかきとります。感覚的には、爪を立てて背中を掻く感じでしょうか。

ひと列70mくらい。股の間の一列と左右一列分の土をかき混ぜながら進みます。遅々として、進みません。往路40分、復路40分。それを天気のよい日は毎日 二往復します。バテてきた最後の方は、ビーピー泣きながら進みます。一週間やって、まだ半分くらい。

ツラいな、ツラいなぁ。

腰が痛い、太股はつる、爪は削れてなくなってきた。そーか、生きるってこういう事なんだよな。

悪くない。