猪出没

 畑の通路に刈草を敷き詰めています。敷草の下は乾燥から守られてしっとりと湿っています。ミミズにとっては最適な環境。

 朝 畑に出ると敷草があちらこちらに散らばり、何株かのナスがひっくり返されていました。…猪です。足跡と鼻面のサイズを見ると、まだ子供のようです。(鈴木はその昔 罠猟師をしていたので、そう言うのがだいたい判ります。)

翌日もおなじ状況。幸いにも、野菜の植えてある畝には余り被害がなく、通路がハチャメチャにされています。

10年前に長野に越してきた当初は熊害はあっても、猪害など余り聞きませんでした。年を追う毎に、あちらこちらから猪害の話を聞き、一昨年には山手の田んぼが被害にあいました。昨年は道を挟んだ田んぼにも出没。そして、とうとう今年は畑にまで進出してきました。

各地の獣害事情から今後は更に酷くなるはずです。一度森を出た獣が後退する事はありません。

うちの畑は形状が歪ですし数ヵ所に離れて散在しています。その全てを完全に守ることは厳しいです。取り敢えず、一番山に近い畑の周囲をビニール紐で囲いました。電気柵の方が効果は高いのですが、子供も居るし電気柵自体が好きではないので、気休め程度です。

囲いの設置、管理、草刈りの煩雑さ、そう言う事を思うと憂鬱になります。

犬を飼って、田畑を守ってもらうしかないのかなぁ?と考えています。

いや、参ったな。