先日 母親とお出掛けをした長男が食堂の野菜を食べてポツリと『あんまり野菜おいしくないね。』と言って、まったく箸が進まなかったらしいです。
ちゃんと野菜の味がわかる子供に育ってくれているのかなぁ、と思い嬉しかったです。
また、とある日。
近所に住んでいる2才年上のお兄ちゃんの所へ遊びにいってきた息子が『○○君のおばあちゃんの畑には全然虫がいなかった。なんで?』と奥さんに聞いてきたらしいです。
時々、僕たち夫婦の話を聞いているから薬(農薬)を撒かれて虫が死んでしまったと思ったのか、とても悲しそうな顔をしていたらしいです。
夕方 野菜を収穫していると息子がやってきて『お父ちゃんの畑には、虫がめちゃいるね。』と言って、笑っていました。
『息子よ。ここには、蛙も蛇も雉も住んどるよ。』
畑では優しい色した野菜が萌え、柔らかそうな雑草が絨毯みたいに土を被っています。
息子が大好きな畑は、みどりの原っぱみたいな畑で、お父ちゃんも大好きなのです。