スタート

 3月も残り僅か、昨日はハウスのビニールかけをしました。今期の農業も始動です。

今日はキャベツ類(キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ケール、コールラビ)とレタス、エンドウ豆、空豆の育苗をして、ハウスの中に葉っぱ野菜の種を蒔きました。

 

 先日、淡路島の友人農家と電話していたのですが『今後何が必要か?』の話題になったときに『そー言えば種ってヤバイよね~』となりました。

日本の種苗会社が扱っている野菜の種の殆どは外国で育種して、輸入しています。世界規模で流通の混乱が起きたとき『種』がなくなる。そんな状況もあながちあり得ない話ではありません。

社会情勢に左右されずに零細農家を続けるためにも、やっぱり固定種を自家採種する必要がありますね。(面倒だけれど…)これまでもお米とマメ科、ナスの一部は自家採種してきたけれど、今期からは極力種取りをしていきたいです。

新型コロナの影響で社会の動きも読めませんが、どんな時でも農家は種を蒔き、野菜を育てていきます。何があったって腹は減るし、食べなきゃ生きていけないですからね。