土の学舎 第二回 除草

 昨日は、二週間前の田植えに引き続き第二回土の学舎『除草』でした。田畑が忙しい時期にあたり、あっと言う間の二週間でした。早!

天候は生憎の雨模様。しかし、雨雲レーダーによると一時間後くらいには雲が去る予報です。9時半に集合して、近郊より参加されている参加者のお宅にお伺いして雨上がりを待つことになりました。

建築士をされているその方のお家は、サイズ感と言い建具のこだわりと言い周辺環境と言い、本当に想いが詰まったとてもいい雰囲気のお宅でした。計らずも住宅内覧会のような時間を過ごさせていただきました。

10時半頃に雨が上がったので田んぼへ移動。

前回の田植え講習会の為に普段よりも水を落として地面を露出させていた時間が長かった田んぼは、かなり雑草の発芽が旺盛です。厳しい状況です。参加者6名に除草のやり方をレクチャーして(と言っても、ただ田んぼの土を攪拌するだけなのですが…) いざ、作業へ。

慣れない田んぼで中腰にかがみ、攪拌で水が濁ってできてるのだか、できてないのだかわかりにくい遣り甲斐の余り感じられない除草作業を、皆さん黙々とそして隣同士で会話をしながら進めていきます。

田植えや稲刈りなどシンボリックな遣り甲斐の見えやすい仕事ではなく、除草と言う地味で辛い作業を僕はして欲しい。と思っています。農家の事情も知らずに『農薬反対‼️』と声をあげる前に、農薬を使わなければどれくらい辛い仕事なのか、を知ってから、じぶんの考えを再度考える機会になれば良いなと思っています。

一時間半ほどの作業で除草は終わり昼食を取り午後は畑へ。

二週間で随分と様変りした畑に皆さん驚きでした。普段の生活では、なかなか感じられない時の流れを野菜たちが教えてくれます。畑の作業も、とてもとても地味なニンジン畝の草取りです。全然華やかではない。リアルな有機農家の姿を垣間見れたでしょうか?

野良仕事をしながら各々の参加者がたくさんの話を交わしていました。いいなぁ。こういうの

次回は三週間後になります。楽しみ。