近頃たくさんの人に出会います。そして、いろんな事を話します。言葉を選びながら口にしつつ、ふと考えます。俺、変わったなぁ。って
こだわっていた事とか譲れなかった事。意地を張っていた事とか、いろんな事が変わっています。
若い頃って純粋だから白黒はっきりさせたかった。正しい事と正しくない事の二元論で世界を分けて、矛盾だらけの社会にも自分にも嫌気をさしてた。
あの山の向こうに憧れて、遠くに行きたい。ここじゃない遠くに行かなければ自分には意味がない。そんな強迫観念にも似た想いに10数年とらわれて流れ続けていたのに、今じゃ百姓って言う『これ以上ない土着の生き方』をやってる。
人生は、不思議だ。
白と黒に分けていた世界は、今だって矛盾だらけ。なのに、そんなことはどーでも良くなってる。100点を目指して机の前で動けないくらいなら51点でやる価値あるよ。十分じゃないか❕って、本気で思ってる。
人間なんてこの世に必要ない。自分には、生きる価値がない。そう思って刹那的に生きていたのに、今じゃ なんとか生き続けてもいい理由を、言い訳を探してる。
人生は、不思議だ。
かたちは変わる。自分のままで
あの頃の僕といまの僕は一本の線で繋がってる。かたちは変わる。自分のままで
氷だって放っておけば、いつか溶けるぜ。悪くないなぁ。って、思う。