百姓日記


季節のながれ

 雨が降ったらお休みにしようと思いつつ、天気予報の雨マーク☔は1日1日先伸ばしになっています。休めないがな😓

農業をしていると日々の作業に終われて一日があっという間に過ぎていきます。それでも季節は移ろい続けて春の葉物野菜は終盤に差し掛かり、代わってエンドウ豆の収穫が始まりました。ズッキーニもあと数日で収穫開始となるでしょう。

気にしていようが、気にしてまいが、時は過ぎていきます。

頑張っていようが、頑張っていなかろうが、年をとり続けていきます。

時は誰にでも平等です。

猪出没

 畑の通路に刈草を敷き詰めています。敷草の下は乾燥から守られてしっとりと湿っています。ミミズにとっては最適な環境。

 朝 畑に出ると敷草があちらこちらに散らばり、何株かのナスがひっくり返されていました。…猪です。足跡と鼻面のサイズを見ると、まだ子供のようです。(鈴木はその昔 罠猟師をしていたので、そう言うのがだいたい判ります。)

翌日もおなじ状況。幸いにも、野菜の植えてある畝には余り被害がなく、通路がハチャメチャにされています。

10年前に長野に越してきた当初は熊害はあっても、猪害など余り聞きませんでした。年を追う毎に、あちらこちらから猪害の話を聞き、一昨年には山手の田んぼが被害にあいました。昨年は道を挟んだ田んぼにも出没。そして、とうとう今年は畑にまで進出してきました。

各地の獣害事情から今後は更に酷くなるはずです。一度森を出た獣が後退する事はありません。

うちの畑は形状が歪ですし数ヵ所に離れて散在しています。その全てを完全に守ることは厳しいです。取り敢えず、一番山に近い畑の周囲をビニール紐で囲いました。電気柵の方が効果は高いのですが、子供も居るし電気柵自体が好きではないので、気休め程度です。

囲いの設置、管理、草刈りの煩雑さ、そう言う事を思うと憂鬱になります。

犬を飼って、田畑を守ってもらうしかないのかなぁ?と考えています。

いや、参ったな。

人為無用

 農業を本格的に始めて10年になります。最初の7年間は自家用メインで育てていました。極力 外部購入資材は使いたくなくて、竹を切り出して支柱にしたり、ビニールマルチなども使っていませんでした。

3年前に専業農家になってからは効率なども考えて、少しずつ資材を買い足してきました。で、今年から始めて不織布を使用してみました。

不織布と言うのは、水と日光は入れつつ保温効果のある布で、人に例えるとカーディガンみたいなモノです。

どれだけ効果があるのかと路地と不織布で試した所、かなりありました。あんなんでも少しは暖かいのだなぁと感心。(写真手前が不織布使用、奥が路地のかぼちゃです。)

 

 不耕起栽培7年目の畑は、殆ど完成の域に達していて地表をハコベが覆い尽くし、その中から野菜が頭を出している状態になっています。

自然農の創始者 故 福岡正信氏は、その著書のなかで『人智無用』と説かれています。(福岡さんの著作は殆ど哲学書です。)自然はそのもので既に完璧である。よって、人の知恵など本来は必要がない。と

 

 10年畑を観察し続けて、今の僕が得た答えは『自然は完璧、故に強く、故に脆い』です。(但し、いまの僕がたどり着いた地点での答えです。)

この事を説明するのはなかなか難しいのですけれど、経験的に、僕が良かれと思い行った行為が正しい選択に繋がるよりも、間違った選択に繋がることが多いな、と感じる事が多々あるからです。人の手を極力排除した方が、生態系のバランスが整いやすいな、と感じるのです。

極論すれば、僕が通路を歩き雑草を踏みつける、かき分けるその行為だけでも、その場の完全性を歪めるのです。

ならば農家に出来る事など、なにもないではないか。になってしまうのですけどね。…傷つきやすい自然を見守りながら、ちょっとちょっとの手助けを、最適なタイミングで行う。それ以上の人為は不要であると

そんな、農家になりたいなぁと思う今日この頃です。

絶望の国

 元々『国』には期待をしていない。政治的な立ち位置で言えば『アナキスト』そんな僕です。

資本主義の末路、国家の衰退 随分と昔に、そんな流れに気がついていました。だから、自衛の手段として、自給自足を始めました。外部からの資源(エネルギーや農薬や肥料)に頼りきる怖さを思い『自然農』を志向しました。

そんな僕ですら、近頃のこの国の有り様に絶望を感じてしまいます。

『知らない』『記憶にない』

これは、まぁ昔から政治家の慣用句。そんなに驚かない。

今は、証拠を突きつけられても強弁で押し切る。末端を切り捨てる。嘘もごり押しすれば通ってしまう。嘘に合わせて事実や正義が簡単に歪められてしまう。

驚くような事の連続で、政治家もマスコミも国民も情報に麻痺してる。

事実上 破綻した年金問題も『不都合だから報告書を受理しない。』で終わらせちゃう。受理しないからと言って事実は変わらないよ。選挙に都合が悪いからと日米交渉の合意事項は『選挙後に公表する』と、平気でのたまう。

これ、裏情報でもなんでもない新聞に書かれている内容なのですよ。

なによりも絶望を強くするのは『そんな政権を支持する国民が過半数いる。』と言う事実です。

考えることを止めた国民が6割。

戦後70年。ここに『完璧な奴隷が生まれました。』

未来が音をたてて崩れて行く。それが今現在であり、絶望の正体なんです。人は希望さえあれば、泥水をすすってでも生きていける。希望のない絶望の国で、どうやって生きていくのですか?

なんてこった。

梅雨の晴れ間

 今日は久しぶりに朝から太陽がのぞいています。放射冷却で肌寒い朝でした。今年は最高気温、最低気温共に低値安定で、このまま冷夏になるのではないか?と危惧をしています。

植え残っていたナス科のピーマン類(ピーマン、ししとう、万願寺甘とう)とトマト類を定植しました。これでだいたいの夏野菜の播種、定植も終わりました。しっかり夏に採れるといいなぁ。

葉物野菜は徒長を始めています。春蒔きの葉物はこれがあるから、なかなか面倒です。あと少しすればキャベツ類やエンドウ豆、ズッキーニなどが採れだします。宅配もそろそろ再開です。

 

 

家族旅行

 梅雨に入り毎日ジトジト雨が続いています。播種したばかりの豆が発芽前に腐らないか心配です。

忙しくなる前に、これから淋しい想いをさせてしまう息子の為に一泊二日で家族旅行に出掛けてきました。今回は時なんが生まれてから初の義父義母も一緒の旅行です。

行き先は『群馬サファリパーク』

道中、ずっと雨でしたが幸運にもサファリパークでは曇天。車窓から眺める動物達に息子大興奮❗ライオンに唸られて、家族全員ひびりまくり(笑)。楽しかったです。

宿泊は白樺湖リゾート。温泉に浸かり、バイキングを食べ、ゆったりと過ごせました。

翌日は濃霧のなか、まったく期待せずリフトに乗り標高1800㍍の国立公園へ。が、リフトを降りると霧が晴れ とても神秘的な雰囲気ですごく良かったです。帰り道は再び雨に見舞われましたが、大満足の家族旅行となりました。

農閑期になったら、また行きたいなぁ。

通路を育てる❔

 一日降り続いた雨が夕刻にあがったので、畑にでました。一日土をいじらないと気がすまないのですよ。病気。

不耕起栽培(畑を起こさない栽培方法)7年目の畑の雑草がええ加減伸びてきたので、部分的にカットしました。野菜の生育を阻害しない程度に残す。馴れないと結構難しいセンスのいる作業です。

うちの畑は雑草が延び放題で、知らない人が見ると『なにしとんねん?』そんな場所なのですが、なにも酔狂で雑草を生やしている訳ではなく、野菜を育てるには雑草の力を借りないとダメなんです。ここら辺の原理を説明するのは難しいので今日は割愛します。

(不耕起7年目。一面ハコベが生い茂っています。左はきゅうり、右はナスの畝)

 

 一方、昨年から借りた畑には当初 蕎麦(零れ種)しか生えませんでした。なんとか短期間で自然農の可能な畑にするために、まずは雑草に生えてもらわないと、と思い昨年 畝間の通路に麦を蒔きました。その麦が伸びては刈るを繰り返し、昨年二回、今年も三回、伸びる刈るを繰り返しました。

通路には有機分(麦藁&雑草)が敷き詰められ土の地肌は見えません。この残渣が水分を保持し餌になり、虫や菌の格好の棲みかになります。そうして土が肥沃になってくるとよい雑草が増えていきます。

通路一杯の麦藁を眺めながら『ええ感じやなぁ』と悦に入っております。

二年目にしては、ホントにええ感じです。

 

米粉

 朝から雨☔。夕方まで雨予報なので二日前に委託先から仕上がった米粉の袋詰めをしました。

自然農でお米を育てるのは結構たいへんです。たぶん、マトモな頭をした人はやらないレベルでたいへんです。そのくせ肥料をまったく使わないので収穫量は少なくなります。で、結果的に単価の高いお米になります。(労力に比べたら全然安いのですけどね。)

専業農家を始めた当初は顧客も少なくて単価の高いお米はなかなか売れませんでした。それで加工品にして、付加価値をつければと思い『米粉』『玄米粉』『玄米珈琲』を作りました。

昨年の売れ行きをみて、冬場に米粉を仕込むのですが夏を待たず売り切れました❗それで追加製造です。

お米の方の販売もお陰様で順調に増えてきており正直秋まで自家用の米が持つのか❔そんな状況です。

ありがたいけど嬉しい悲鳴です。

宅配開始❗

 ここ数日、待っていてくれたお客さんから『そろそろ野菜ありますか?』の連絡をいただきます。有難い事です。顔も合わせたことない方々もおられますが、美味しい野菜をちゃんとお届けしたいと強く思っています。

まだまだ収穫初期で葉物野菜が中心になってしまいますが、『それでもよい』と言ってくださる有難いお客さんへ、野菜宅配始めました。

今週は、小松菜、コーラルリーフ、リーフレタスセット、ニンニクの芽、韮、コカブ、チンゲン菜

などになっております。

花嫁を送り出す父の気分ですね。

修行開始

 苗の管理、定植、播種、栽培、草刈りと目まぐるしい毎日です。頭のなかはフル回転で作業の優先順位や効率の良い動き方を考えています。

平行して、とうとう始まりました❗

『修行』です。

活着を始めた田んぼに入り除草機で延々と続く草取り。辛い。以前までは丸二日かけて三枚の田んぼの除草をしていたのですが体調管理を考えて、今年からは1日二時間を毎日と決めました。

大きな二枚が二日×2で4日。小さい方が1日で計5日で一回りの計算です。除草は出穂前まで続くので、たぶん5回りします。10日、7日、10日、14日、14日 の間隔ですね。

考えると滅入る。

農業は頭を使わなきゃできないけれど、頭だけで考えてもダメです。(効率とか考えちゃう人には向きません。)目の前にあることを、ちょっとづつでも済ませて行けば、そのうち終わります。

無心の修行です。

株間にはすでに発芽して多きかなりかけたヒエが…あきまへん。除草は草が見える前にしないとあんまり効果ないんですよ。まあ、でも、やらないよりは、やった方が良い。だから、やります。(やれる分だけ)

トマト吊り下げ

 六月になりました。

天水をいただき葉物野菜もグッ❗と大きく育っています。ホントに、もう、ビックリするくらいの勢いです。素晴らしい‼️

品数がまだまだ少なくて、希望者のみ定期宅配を開始しました。それとは別に有機野菜専門業者への配送も始まりバタバタとしています。例年収穫初めはルーチンが整わず一日の作業配分のペースが掴めません。当分はぐるぐるしちゃうな。

 

 ハウスに定植した第一陣のトマトがしっかりと活着して、ぐんぐんと伸びてきました❗ありがたや。数株、倒這しているので急いで吊り下げ紐を張りました。大きく育ってね。

育苗をしていた畝では昨年の零れ種が発芽して立派なトマトが育っています。葉色とか立ち姿とか、僕が育てたトマトよりも健康そうです。

自分の意思と力で育つって、そー言う事なんですねえ。

 

ナス定植

 4月28日の酷い霜を生き延びたナスの定植しました。後発組(霜後の再播種)はまだ少し先になりますが、昨年より5日遅れの定植です。なんとか、なりそう。

午後から雨予報なので植え付け穴に灌水はせず苗だけ底面灌水でたっぷりと水を吸わせます。底面灌水って言うのは、じょうろで上から水をかけるのではなく、桶に水を張ってそこに苗を浸ける水やりの仕方になります。

下から吸い上げるようにたっぷりと水を飲み込み、植え付け後は水やりをせずにしっかりと底根を張らせます。上からたくさんの水をあげても土深くまでは浸透されません。そうすると野菜の苗は水を求めて地表近くに根を伸ばします。

地表の近くは、寒暖差や水分の過多、過小が激しく、野菜の生育にとって良い状況ではありません。土深く広く根っこを張って貰うためにも植え付け時にたっぷりと水をあげ、あとはじぶんで頑張ってもらいます。

1000倍程度に薄めた酢と焼酎で根っこに活力を与えます。

しっかり根付いて大きく元気に育ってね❗

小さく産んで大きく育てる。

 なかなか降りださずに心配していた雨も夜半から降り始めました。これで野菜たちも一安心。晴れてくればグッと大きくなってくれます。

外作業ができないのでハウスの苗に声をかけています。遅れ遅れになっていたナス苗もだいぶ大きくなってきました。あと数日で定植できそうです。(更に遅いトマトは来月ですけどね。)

自然農や草生栽培では雑草に負けないようにしっかり大きく育った苗を定植する方が良いと言われています。でも、ぼくの認識では、苗はなるべく小さな状態で畑に入れてやった方が良いと思っています。(勿論、余りに小さいとダメですけど…)

大きく育った苗は狭い育苗ポットのなかでギチギチに根を張ってしまって、その分だけ老化がはやいです。それから大きくなるまで温度も水分も安定したチヤホヤ環境に慣れてしまうとひ弱なお坊っちゃん、お嬢ちゃん苗になってしまいます。それでは世間の荒波をなかなか越えて行けません。

人の子供と一緒で『大切に守ってやる事が将来的にも良い』訳ではないのです。

小さいうちに雑草に負けないようにがんばる。根を張る。厳しい環境に慣れる。小さい方が順応する力もありますから

『愛を持って、我が子を千尋の谷に突き落とします。』

がんばれ❗

菌の世界

 朝から曇り空。夕方から雨予報だったので、雨前に済ませておきたい作業に没頭していました。吹き付ける風が生暖かく、台風前のような雰囲気です。

自然栽培や有機栽培は言い替えれば『菌の栽培』です。土に住む菌や酵母やバクテリアをいかにして増やすかが重要になります。有機肥料や草生(雑草も生やすやり方)も要は菌の多様性、総量を増やす為の手段でもあります。

土地に住み着いた菌を殺さないよう、耕運のタイミングにも気を使います。紫外線(殺菌効果あり)で殺してしまわないように曇天や降雨寸前が良いし、土壌の水分状態も乾燥し過ぎず、湿潤し過ぎない(耕運により土が締まって空気層がなくなる)タイミングを見計らいます。

ただ、何時だってそんなベストな状態にあるわけではないので、仕方なく露の降りた夜明け前や夕暮れ時に行ったりもします。

自分の子供を愛するように、土に住む菌を愛す。目には見えないけれど彼らもちゃんと生きています。注いだ愛情以上をきっと彼らも返してくれます。

乾燥でカサカサした畑で『もうあきまへんよ~』と言いながら葉物野菜が育っています。

雨降って下さい!

藤と田植え

 風のない朝、暑くなりそうな気配が漂います。ちょこちょこと細かな作業を済ませてから、長男を保育園へ送るために一度戻ると(奥さんは風邪でダウン中)義父が送ってくれる手配済みでした。

予定より少し早目に田植えの準備に取りかかります。8時で既に暑い。ここ数日暑いけど、今日は特にヤバそうです。

天候やっぱり変なんですよね。

雨がなくて晴天続きだから暑い晩春に思えるけれど、朝晩の気温は例年よりも低いです。

農家は最高気温よりも最低気温の方が気になる質です。最低気温が何度を上回り始めたら何々を播種しよう、定植しようって考えますから、でも、今年は感覚的によくわからない。

山や雑草の生え方も変だし芽生えてくる順番も変。なんです。

昔から藤の開花は遅霜のおそれがなくなるサインと言われていて、毎年気にしています。例年だとだいたい桜が葉桜になって少ししたら開花します。それを追いかけるように森の木々が一斉にドッと芽吹きます。

今年の藤はいまが満開です。桜はとっくに花が散り、森は完全に夏の森になっています。

なんなんだろ?

炎天下 田植えは無事に終わりました。補植もそのままやってしまいたかったのですが暑さにやられて今日は止めます。

田んぼの横では、藤の花が満開です。

ひどい夏にならなければいいのだけれど…

定植

 毎日夜明けから日暮れまでフル稼働で働いておりますがいろいろと間に合っておりません。例年の事ながらこの時期は忙しいです。

芽出ししていた里芋を植え付け、かぼちゃやスイカ、メロンなどのウリ科を定植。これまではずっと完全路地で栽培していたのですが、今年は完全路地、不織布トンネル、穴あき農ビトンネルと三種類のやり方を試してみました。地熱、保温効果がどんなものか?テストしてみます。

二発目の葉物野菜の間引きもやりたいのですが手が回りません。もう少し待っててください。

明日は春の一大イベント『田植え』です❗

百姓建築番外編

 先日結構な雨が降って、野菜も一息ついたのですが、まだ足りない。砂ぼこりが舞い寒暖差も厳しく、なかなかたいへんな状況です。

専業の農家になる前は『収穫は出来たものだけでよい。』と思っていましたが、本職になるとそうもいきません。定期的にチャンチャンと育ってもらわないと収穫期が詰まったり間延びしたりして、不安定になってしまいます。

特にここ二年は天候が極端で、暑い、寒い、干魃、長雨と野菜作りには厳しい状況が多いです。

 

 今朝はハウス用に灌水設備を作りました。6×30mのパイプハウスを昨年自作で建て、春先は育苗に使い、苗の定植後は水の嫌いなトマトを作っています。ただ、土地柄か地下水脈がない(弱い)らしくて、いくら水の嫌いなトマトとは言え灌水なしでは厳しい状況でした。そこで今年から点滴灌水を導入することにしました。

点滴灌水と言うのは、ホースに小さい穴が開いていて字のごとくポタポタと滴り落ちる水やりのことになります。じんわりと時間をかけて水をあげることで水の節約、土への浸透、湿潤の安定につながります。

ただ、うちのハウスは畑のど真ん中にあり、水道設備がありません。なので500㍑タンクを架台に載せ、水路からエンジンポンプで水を汲み取り、ごみ取りフィルターを三段階かませて、塩ビパイプでハウス内へと配水する事にしました。

パイプを切ったり繋いだり。プラモデルを楽しんでいた子供がいまは水道配管で楽しんでいます。基本、男の子は変わりません。(バカ)

 

百の名前(姓)を持つ百姓。百の仕事が出来なきゃ生きていけません❗究極のゼネラリストですな。

 

代かきのち引っ越し

 朝晩は肌寒いくせに日中は焼けつくような陽射しが降り注いでいます。夏至まで一月。いちばん陽射しの強い時期ですね。

三枚ある田んぼの代かきを済ませました。混ぜ返した泥が落ち着く週明けに田植えをしたいと思っています。以前までは友人、知人を呼んで『田植えイベント』をしていたのですが、ここ二年は忙しすぎて行えていないです。

来年は再開したいですね。

ハウスで陸苗育苗していた稲苗を代かきしたばかりの田んぼにお引っ越しさせました。数日 外気に当てて自然の厳しさを体験させてから植え付けます。

これから始まる修行(草取り)も忘れて、なんだか嬉しい気持ちです。

おいしく元気に育ってや~❗

百姓建築3

 車検で軽トラが数日手元にありません。昨日の雨で畑も泥濘があるので今日、明日は久しぶりに倉庫建築の続きをします。

基礎コンクリートの上にモルタルを盛りレベルを合わせていきます。やはり基礎コン打つ時にズレたレベルを戻すのが難しいです。と、言うか無理!左奥だけ重量ブロックの高さが歪んでいます。…うーん。どうなる?

土台の木でなんとか微調整して、騙し騙しでやりますか…うーん。

明日は重量ブロックの隙間に方枠を組んでボルトアンカーを打ち込んでいきます。なんとか明日中には土台下を終わらせてしまいたいなぁ。

おやすみ

 夜半から昼過ぎまで久しぶりの雨予報だったので今日はおやすみにしてゆっくりと眠ることにしました。が、5時半に起床…早起きが身に染み付いております。

ドバドバと雨が屋根を叩く音を聞きながら書類や育苗日誌の整理。起きてきた長男が父ちゃんが居るとテンションを上げます。保育園に送りがてら米を精米に行き、米粉に製粉してもらっている長野市の農園に持っていきました。

農機具屋などや買い物をして夕刻に戻ると雨は上がっています。ざっと畑の見廻りをしましたが葉物野菜の畝に雑草がドバっと芽吹いています。

草取り面倒くさいなぁ。